MILD SEVEN Extra Lights Re-Mastered Edition 吸ってみた

 概要:紙巻「マイルドセブン・エクストラライト・復刻版」の喫煙感想

 復刻版マイルドセブンのエクストラライト。紙巻「マイルドセブン・エクストラライト・復刻版」を吸ってみた。

 2012年3月の「Re-Mastered Edition」という復刻企画で、マイルドセブンのソフトパック製品を対象に、発売当初のデザインを復刻したものなのです。

 当時、当たり前ですが煙草に関心は無かったものの、商品購入ボタンを押すと同金額の商品購入ボタンが光る仕様の自販機で遊んでいた記憶があり、その時の自販機に入っていたのだろうなぁ、という脇道のような懐かしさ。

 実際に、このデザインが懐かしいわけではないのですね。

 ただ、このエクストラライトは先に発売されたのはボックス仕様の方で、その後に100’s仕様が発売され、ソフトパック仕様が発売されたのは最後だったりします。

 また、当時のマイルドセブンシリーズはソフトパック仕様とボックス仕様とでデザインが異なっていました。(FKやスペシャルライトなどのように単一仕様でデザインの異なるものもありましたが)

 ・・・ということで、エクストラライトとして初めて市場に現れたのはボックス仕様のデザインの方。

 今回の復刻企画はソフトパック製品を対象に行われているのですが、そんな経緯もあり、このエクストラマイルドだけはボックス仕様でも良かったのではないのかなぁ。

 まぁ、そんなに大差のあるデザインではないのですが・・・。

 あと、この復刻版エクストラライトは復刻版のライトやスーパーライトと同時代のデザインですが、エクストラライトは、このデザインからの出発なのです。

 封緘紙に「Re-Mastered Edition」と復刻版であることを表記されていて、先に発売したライトからの流れを踏襲したものになっているのです。

 中身は現行品となっていて、スーパーライトより少しだけ大きい小さめの空気穴が2列のチャコールフィルター仕様です。

 この煙草は限定復刻版といっても中身は現行品なので、現行品に対する感想です。

 やはりTar3mgまで下げられると、明らかな空気感が出てきていて、一つ上のスーパーライトで少し顔を出し始めた渋味も一層に強まっているのです。(「強まっている」とは言うものの、それは比較の上の話で特に気に障るほどではないのですが)

 また、スーパーライトのような甘味を感じやすいという恩恵も特には感じられませんでした。

 ・・・とは言え、まとまりは良く、その点はマイルドセブンのクオリティ。マイルドセブンの持つ面白みには欠けるのですが、特別に嫌なものではありません。

 まぁ、基本的に、この手の超ライト製品は「低タール」という以外に良点は見つけ辛い場合が殆どで、決して悪くはないものの「これがイイ!」と思えることも決して多くはありません。

 何と言うのか「塩分控えめ」より「いつも通りの塩分」の方が美味しく感じますものね。

 ただ、それでも現代は低タールの低タールを求めている・・・。

 それはそれで良いと思うのですが、勘違いな健康志向で低タールをチョイスし、ましてや、それを煙量が少ないからといい火種を尖らせスパスパ吸うのであれば、それは哀れで、途方もなく愚かで、酷い痴態。

 意外と自分の顔の油の多さに気付いていない低タール愛用者は多いはず。

 まぁ、「低タール製品を頬が凹む勢いで吸い込むのが好きなんだ!」というのであれば話は別ですが・・・。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar3mg Nicotine0.3mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

MILD SEVEN Super Lights Re-Mastered Edition を吸ってみた

 概要:紙巻「マイルドセブン・スーパーライト・復刻版」の喫煙感想

 復刻版マイルドセブンのスーパーライト。紙巻「マイルドセブン・スーパーライト・復刻版」を吸ってみた。

 2012年の「Re-Mastered Edition」という復刻企画で、マイルドセブンのソフトパック製品を対象に、発売当初のデザインを復刻したものなのです。

 ライトの発売後、世の中のライト志向も一層に強まり発売されたTar6㎎のスーパーライト。発売当初のパッケージデザインは、当時の先に発売されていたライトを踏襲したものなのです。

 ・・・、ただ、これもライトと同様に発売時のデザインではなく、一度の変更が行われた後のデザインとなっています。マイルドセブンが本格的に「脱・セブンスター」を行った当時のデザインなのです。

 各銘柄にスーパーライトクラスがラインナップされた1990年周辺に、マイルドセブンファミリーに加わったスーパーライト。

 封緘紙に「Re-Mastered Edition」と復刻版であることを表記していますね。その封緘紙もデザインは先に発売したライトを踏襲したものになっているのです。

 パッケージに限る復刻企画なので、中身のシガレットは現行品なのです。ブルーウィンドが配されたフィルターチップには小さめの空気穴が2列で、十八番のチャコールフィルターが使われています。

 この煙草は復刻版ですが中身のシガレットは現行品なので、当然ですが現行品の感想で、Tar10mgのオリジナルとTar8mgのライトとでは「不足」に感じるような点は無かったのですが、Tar6mgのスーパーライトでは明らかに空気に因る薄まりを感じるのです。

 Tar8mgのライトはライト化に伴い喫味の輪郭を際立たせていました。

 比べてTar10mgのオリジナルは煙量の多さからか輪郭が「ぼやけている」といった印象ですが、このスーパーライトは空気増しのため「薄まっている」といった印象で、輪郭の削れ方にも違いを感じます。

 まろやかな感じもライトに続き減っていて、シガレットらしい渋味が少しだけ顔を出しています。

 煙量も、明らかな減少を感じます。

 なんだか、ここまで「ダメ」と言わん様に述べてしまいましたが、よりライトな仕上がりになっている分、風味の中の甘味も感じやすくなっていますし、これくらいが丁度いいと思うユーザーは多いだろうと思う仕上がりになっているのです。

 さいこうに、ちょうどいい、なんちゃら

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.5mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

MILD SEVEN Lights Re-Mastered Edition を吸ってみた

 概要:紙巻「マイルドセブン・ライト・復刻版」の喫煙感想

 復刻版マイルドセブンのライト。紙巻「マイルドセブン・ライト・復刻版」を吸ってみた。

 2012年3月の「Re-Mastered Edition」という復刻企画で、マイルドセブンのソフトパック製品を対象に、発売当初のデザインを復刻したものなのです。

 ・・・、確か、これは発売時のパッケージデザインではないはず。(最初のデザインは、これの一つ前のデザインで少しだけ異なるもの)

 Tar8mgのライトは発売当初よりTar10mgのオリジナルとはデザインの方向性が違い、全体のレイアウトは似ているもののセブンスターを踏襲したオリジナルとは異なる配色となっています。どことなく、現在と同じ「青」を印象に残すものとなっていますね。

 この復刻版シリーズ、世代によっては懐かしく感じるデザインなのかも知れませんが、私は「あぁ、なんだか小さい頃にレストランの自販機で見た覚えがあるような・・・」といった程度で
むしろ新鮮味を強く感じるような気がします。

 ただ、そんな私でも、どことなく古めかしさは感じ取れるのです。(なんというか、煙草らしいデザインというか・・・)

 最近の新製品やパッケージリニューアル製品は、デザインを先進させることに専心気味な様子で、確かに時代にあわせて進展するということは重要なことなのかも知れませんが、どうも「最近のデザイン」には心躍るものが少ないように思えます。

 あと幾年も待てば、現行のデザインも懐かしく思えたり心が踊ったりするのかな?

 競合製品は今と同じくケントとフィリップモリスらしいのですが、このデザインは私的に旧パーラメントと結びついてしまいます。シンプルでありながら、とても良いデザインですよね。

 封緘紙に「Re-Mastered Edition」と復刻版であることを表記しています。オリジナルと違いセブンスター感は皆無ですね。

 パッケージに限る復刻企画なので、中身のシガレットは現行品なのです。ただし、オリジナルの復刻版と違い色使いが共通しているからでしょうか、ブルーウィンドも、それほど違和感がありません。

 この煙草も外観が異なるのみなので、今に特別な感想はありません。

 Tar10mgのオリジナルと比べ「まろやかさ」が減っている印象は、あくまで「ライト」な印象で、程よくライト化しているためTar10mgのオリジナルより喫味の輪郭がハッキリしています。(情報が整理されスマートに機能しているような感じ)

 何より、ある程度の粗雑な吸い方でも一定以上の喫味を保っているという点が素晴らしく、そこが幅広いユーザー(スタイル)に評価を得ている理由なのではないかと思います。(どれだけ優秀にローカライズされた洋モクでも、やっぱり強く吸い込むと不味さが目立ちますし)

 ただ、この点は人により取り方は良し悪しで「邪道」と言われれば「イエス」も否めません。

 まぁ、あらゆる点で「日本人」らしい銘柄なのです。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

MILD SEVEN Re-Mastered Edition を吸ってみた

 概要:紙巻「マイルドセブン・復刻版」の喫煙感想

 復刻版マイルドセブンのオリジナル。紙巻「マイルドセブン・復刻版」を吸ってみた。

 2012年3月の「Re-Mastered Edition」という復刻企画で、マイルドセブンのソフトパック製品を対象に、発売当初のデザインを復刻したものなのです。

 ちなみに、このオリジナル(Tar10㎎)の誕生は1977年ということで、その1977年の発売当初のデザインにて復刻されています。

 セブンスターを思わせるデザインが、なんだか新鮮なのです。

 ただ、本当に最初のマイルドセブンは時代のこともあり、このようなキングサイズではなく、少しだけ短いロングサイズであったため、ほぼ変わりはありませんが真の復刻というわけではないようです。(また、ワンを除く他の復刻版は、これより一つ後のパッケージデザインにて復刻されています)

 ブルーウィンドの無いマイルドセブンと、今となっては珍しいデザインですね。セブンスターが変わらず存命なので目新しさは感じないというちぐはぐですが。

 このパッケージデザインは1977年頃のもので、マイルドセブン発売当初のオリジナルデザインなのです。怪文により「完全復刻」ではないのですが、30年も前のデザインでありながら、静かにブームの左右非対称デザインというのは皮肉でしょうか

 セブンスターのマイルド版として誕生したマイルドセブンということで、セブンスター寄りのデザインとなっています。

 封緘紙に「Re-Mastered Edition」と復刻版であることを表記していますね。封緘紙もデザインは完全にセブンスターを踏襲しているようです。

 あくまでパッケージに限る復刻なので、中身のシガレットは現行品と同一なのです。中身まで復刻版だと味も悪そうで困ってしまいますが、セブンスターの顔でブルーウィンドというのは、なんだか違和感があります。

 この煙草、まぁ、中身は現行品なので、今となっては何の感想もないのですが、やはり世間では「普通」の代表格となっているマイルドセブンを、私は「普通」とは思えないのです。

 名前の通りマイルドで、苦味や渋味は殆ど無く、まろやかさと、独特の甘みに不思議な清涼感。普通というイメージを以って臨めば臨むほど、個性的な銘柄のように思えて仕方がありません。

 たまに吸うたびに「面白い銘柄だなぁ」と思ってしまうのです。

 まぁ、いずれにせよ実績も証明するようにクオリティの高い煙草であることは間違いなく、これを「嫌い」というのは「ひねくれているのかな?」とも思えるほどですね。「普通だから面白くない」というのは「踊らされすぎでは?」と言いたくなってしまうほど。

 要するに、この場合の「普通」というのは製品の本質において「普通」ということではなく、あくまでも普及率に拠る「マジョリティ」という意味の「普通」なのだと、私は思うのです。

 本質は「マイノリティ」であるものを「マジョリティ」に変えてしまう操作技術というか何というか、ふと思えば、このメーカーの切り札、十八番芸ではないでしょうか?

 というより、グローバル化やボーダーレス化に抗えるだけの「土着力」が・・・、半端無い。

 ピースといい、セブンスターといい、キャスターといい、キャビンといい、このマイルドセブンといい。日本たばこ製品って、何一つ「普通」な銘柄は無いように思える今日この頃。

 たまには自分がマジョリティであるということを自覚し、マイノリティの視点で物事を考えるということ。

 これが、意外と面白い。

 マイルドセブンは、面白い。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar10mg Nicotine0.8mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

MILD SEVEN Special Limited Package を吸ってみた

 概要:紙巻「マイルドセブン・限定パッケージ」の喫煙感想

 2013年2月に一つの区切りを迎えるマイルドセブンの案内的な製品。紙巻「マイルドセブン・限定パッケージ」を吸ってみた。

 海外戦略の一環などと噂は囁かれている様子なのですが、そのブランドネームに幕を下ろすマイルドセブン。

 マイルドという表現云々というのも馬鹿げた話のようにも思えますが、事実として、薄口醤油と濃口醤油は薄口醤油の方が塩分も控えめで身体に優しそうな気がしてしまいますよね。ここが日本語文化圏であるという基本を忘れがちですが、外人からしてみれば、Mildというのは、そういう感じなのかも知れません。

  歴史ある銘柄のリニューアルを告知する品物ということもあってか、何とも御立派な箱に煙草を詰めた箱が収められているのです。

 ちなみに、ブランドに幕を降ろすというよりは、新たに引き継ぐというかたちのようで、そこで歴がリセットされるということは無いようです。公式にも、今回の一連の件を経ても、ブランドは1977年から続くものということに変わりはないそうですから。

 どちらが表で裏なのかは判断に困りますが、今までの「MILD SEVEN」と、これからの「MEVIUS」が表裏一体となったパッケージとなっているのです。終わりと始まりを示すパッケージですね。

 ちなみに、ブックオープン型というかセミセパレートというか、そんな感じの開閉方式を採用しているのです。内側も外側と同様にマイルドセブンとメビウスにパートが分かれていますね。

 私のような若輩はさておき、長年ブランドに携わった方や、古くから愛飲する方は、何か思うこともひとしではないでしょうか。

 詰められている煙草は、片側に7本で計14本詰めとなっています。マイルドセブンの方もメビウスの方も、詰められているシガレットは現行のもので、同じものとなります。

 少ないとかは気にしない。これは記念品なのだから。

 この煙草は、やはり安定のマイルドセブンです。

 いや、マイルドセブンの方とメビウスの方で味が違うな。

 そんなわけない。

 メビウスって変な名前。マイルドセブンの方がいいよ。

 マイルドセブン?そういえば昔はそんな名前だったね。一体いつの話してるんだよ。

 なんだかんだで、メビウスって吸いやすくていいんだよな。

 さて、今後、どうなっていくことか。楽しみですね

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar10mg Nicotine0.8mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol