SevenStars Solid Box を吸ってみた

 概要:紙巻「セブンスター・ソリッド・ボックス」の喫煙感想

 セブンスターはブラック・インパクトの後継製品。紙巻「セブンスター・ソリッド・ボックス」を吸ってみた。

 まず、セブンスターの40周年記念として、ブラック・インパクトというソフトパックの製品がラインナップされました。遅れてボックスバージョンもラインナップされるのですが、そのブラック・インパクトというシリーズは終売となり、そのボックスバージョンだけが改めて引き継ぎされ、その煙草がソリッドとなるわけです。

 ということで、この煙草は公式としてもセブンスター・ブラック・インパクト・ボックスの後継製品というポジションであるということですね。

 個人的に、ブラック・インパクトは他に類を見ないキャラクターの煙草で大好きだったので、後継製品が用意されてくれて良かったといったところ。

 ここ最近のセブンスターブランドは、存在も強すぎるソフトパックのTar14mgの陰で、ファミリーやシリーズの拡充に暇がなかったですからね。ラインナップも試行錯誤だったのか煩雑になってきたところで、ひとまず整理しておこうとなったように思えます。

 JTの十八番ですよね。あれやこれやでラインナップを散らかして、煩雑に収拾がつかなくなったタイミングで一斉メンテナンス。みたいなやつ。

 ただ、何となく今回の整理を機に、ブラック・インパクトは後継にソフトパックは用意されず、ライト・メンソールもソフトパックは廃止と、ボックス製品で固めてくのかなという様子が見て取れます。

 私的には、ソフトパックも好きなんですけれどね。

 パッケージは黒基調とはいえ、最近のセブンスターらしいデザインへと様変わりしましたが、フィルターチップは前身のブラック・インパクトを踏襲するようにコルク柄となっています。

 肉眼では確認が困難なほどの極小の空気穴が設けられている点も、引き続きとなっていますね。

 この煙草は、おおよそは前身のブラック・インパクトと同じく、特徴的なキャラクターの煙草となっているのです。

 味わいや香りを楽しむというよりも、独特のスパイシーさやイガイガしないのにパンチのあるのど越しを、感覚的に楽しむ、あの感じです。

 相変わらず、中々に個性的な煙草となっています。

 ただ、何だか、こんなんだったけかな。という感じもしますね。

 何だか、尖り方がマイルドになってるというか、元のブラック・インパクトは、こんなに煙草感は無かったように思えるのですよね。正に先の通り、従来の煙草感では説明のつかないのど越しやピリッと感「だけ」を楽しませてくれる煙草に仕上がり切っていたのに。

 ソリッドになってから、妙に煙草な感じがするのですよね。それが転じて、嫌にタール感を覚えてしまうというか。

 いや、絶対に、こんなんではなかった。

 もとよりの味わいや香りに対して真摯に無関心な仕上がりはソリッドでも感じるのですが、非常に個性的なスパイシーといった刺激的な要素が弱くなっている?

 あまり「変わった変わってない」といった煙草に対する感覚は好きではないのですが、これ、絶対に何か変わりましたよね?

 変わったとしたら、メーカーもブレンダー、日和りましたよね?

 これ、絶対に嫌だ。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar7mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

SevenStars Black Impact Box を吸ってみた

 概要:紙巻「セブンスター・ブラック・インパクト・ボックス」の喫煙感想

 セブンスターのブラック・インパクトに追加されたボックスバージョン。紙巻「セブンスター・ブラック・インパクト・ボックス」を吸ってみた。

 セブンスターの40周年記念でラインナップされたブラック・インパクトに、新たに加えられたボックスバージョン。厳密には、このボックスバージョンは40周年記念でも何でもないということですね。

 基本的にパッケージ形態のバリエーションなので、先のブラック・インパクトと内容は同じとなります。

 何とも独特な、他に類を見ない煙草で、その特性を表すならスパイシーの一言に尽きるといった様子は、やはり何とも特徴的なのです。

 ビールで言うなら、アサヒのスーパードライですね。固定概念に囚われがちなサッポロ好きがウダウダと文句を言ってきそうですが、非常に個性的とは、こういうことなのかと思います。

 端的に言えば、味わいだ何だという五感を介さずに、吸ってダイレクトにニューロンが感じたことを楽しむ煙草なのです。

 飲み物は何でもいいから冷たければ冷たいほど良い、コショウが大好き。そういう人(私)に向いている煙草なのです。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar7mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

SevenStars Black Impact を吸ってみた

 概要:紙巻「セブンスター・ブラック・インパクト」の喫煙感想

 セブンスター40周年記念でラインナップされた煙草。紙巻「セブンスター・ブラック・インパクト」を吸ってみた。

 あまり記念的な雰囲気は感じられませんが、1969年2月に誕生したセブンスターブランドも2009年2月で40周年ということで、その記念も兼ねてラインナップに加わった煙草となります。

 正直なところ、宣伝の段階では「コクのある~」や「後味スッキリ、キレのある~」といった、わりと抽象的なアナウンスしかなかったので、かなり謎な煙草という印象でもありますね。

 分かるのは、Tar7mgでセブンスター・ライトに相当するクラスの煙草であるということ。

 記念品ではありますが、限定販売などではなく継続販売していくようで、Tar14mgではなくライト層に充てて取り込みを図りたい様子なのでしょう。

 フィルターチップはコルク柄を採用していますね。製品イメージとマッチしていて、とても良いと思います。

 空気穴は地味ですが、極小のものが設けられています。

 この煙草は、これね。すごく良い。

 セブンスターのようかといえば、全くセブンスターな感じはしませんが、このキャラクターは他に似た類も思い浮かばないくらい、個性的な仕上がりとなっていますね。

 セブンスターであることや、ライトクラスであること。ブラックやらインパクトという抽象表現、ありきたりな宣伝文句などで、ブラックボックスのような煙草になってしまっていますが、この煙草のキャラクターを一言で表すなら、スパイシーの一言に尽きると思います。

 この煙草は、味わいや香りだで語るのは野暮なのです。違う。そんなものはない。

 煙の質感、のど越し、喫した時に一撃ビンタのようにセンセーショナルを当ててくる、独特の煙草なのです。

 正直なところ、煙草らしい味わいだコクはありません。苦味やらタール感もありません。まして甘みなんて優しさは皆無です。

 では、空気を吸っているようなものなのかというと、そうではなく。ホットじゃないのにスパイシーな、ピリッとも違う妙に刺激的な一服を楽しめるのですよね。

 何だろう。味だ香りといった手順を以て脳に訴えてくるのではなく、煙がダイレクトにニューロンに働きかけるような感じで、ハッとさせられます。

 しっかり王道に煙草な感じなのに、今までにない全く新しい煙草な感じが、とっても新鮮。

 これ、とても好きなのです。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar7mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

MILD SEVEN AQUA Squash 7 Box を吸ってみた

 概要:紙巻「マイルドセブン・アクア・スカッシュ・メンソール7・ボックス」の喫煙感想

 マイルドセブンのメンソールラインナップの一つであるAQUAシリーズに追加された煙草。紙巻「マイルドセブン・アクア・スカッシュ・メンソール7・ボックス」を吸ってみた。

 メンソール煙草の需要が急成長しているためか、JTに限らず、どこもメンソールラインナップの拡充に暇がないですね。

 そのJTはというと、フィルターにメンソール成分をしみこませたスレッドを仕込ませたフィルターが特徴でしょうか。

 この煙草には、苦味・渋味を抑える新開発の「ACTフィルター」というものが搭載されているそうです。パッケージングの時点でメンソール成分までも吸着してしまうために、メンソール煙草でのチャコールは御法度という従来の掟を打ち破るかの如く、チャコールフィルターに特殊な仕掛けを施して、害悪なくメンソールとチャコールを共存させているようです。(チャコールフィルターを特殊皮膜で覆い外気に触れさせないようにし、喫煙すると被膜が消えてチャコールが効力を発揮するのだとか)

 JFTというフィルター専門メーカーを擁するJTだからか、ここ最近は特殊なフィルターを武器に新たな銘柄を投じてくることが多いような気がしますね。

 正直なところ、メンソール煙草ユーザーの志向性こそ、チャコールのキャラクターはマッチしているはずなので、上手く両立して認知・普及すれば、とても良いことのように思えます。

 チップデザインはAQUAシリーズに倣うものとなっていますが、銘柄の反対側にはACTフィルターのロゴマークもデザインされています。チャコールフィルターであり、空気穴は極小2列でメンソールスレッドも搭載されていて、白基調とは言え中々に賑やかなフィルター部となっているのです。(ちなみに、ACTというのはAdvanced Charcoal-Tecの略だそうです)

 とはいえ、不思議な構成ですよね。芳香剤と消臭剤を隣り合わせに配置して、嫌な臭いだけ消します。というようなことですから。

 そして、喫味の方ですが、従来のAQUAシリーズとは少し毛色が異なる印象のものとなっています。

 AQUAシリーズといえば、ほんのりとした甘みと苦みのバランスが絶妙で、ほどよいメンソール感とも非常に良く合う、ほっこり系メンソールシガレットでしたが、こちらは少し尖ってます。

 特殊フィルターのチャコールによってメンソールのマスキング要素を軽減し、刺激をストレートに届けられるようになったためか、今度はメンソールの成分によって穏やかな甘みなどがマスキングされているような感じでしょうか。

 味わいとしては、謳い文句の通り比較的メンソールの清涼感に傾倒していてますが、苦みに関しては少し感じられます。少しではありますが、フィルターによって他を効率的に排除しているのか、少しでも目立つかなといったところですね。

 とても吸いやすく、清涼感・爽快感も高く、かつ刺激に関しては必要十分に過度ではなくと、バランスは良い仕上がり。ですが、AQUAシリーズとなると毛色の違いに少しギャップを覚えるところなのです。

 とはいえ、苦みも悪いものではなく、メンソール由来な感じもしますし、雑味は感じられないため、メンソールシガレットとしても非常にクオリティは高く感じられますね。これが新たなフィルターによる恩恵なのだとしたら、もはやマイルドセブンのような方向性のブランドに関しては標準装備にしても良いとすら思えてしまいます。

 ただ、まぁ、難しいところは煙草は嗜好品だということですね。未だに古風な青臭いメンソールシガレットであるクールなども良いように、その時々の人・気分・雰囲気の次第で何でも良くも悪くもなるということです。

 個人的には、スーッと吸いやすい清涼感が魅力の、リフレッシュに最適な非常に好みのメンソールシガレットですが、たぶんたまにカールトンとかも吸いたくなるよね。といった煙草なのでした。

 あと、Tar7mgというのが、とても良い。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar7mg Nicotine0.6mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

DJ Mix Green Apple Menthol を吸ってみた

ディージェー・ミックス・グリーンアップル・メンソール(DJ Mix) の喫煙感想

 個性的なフレーバーシガレットが目を引くブランドのグリーンアップルなメンソールシガレット。紙巻「ディージェー・ミックス・グリーンアップル・メンソール(DJ Mix)」を吸ってみた。

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