概要:紙巻「ウィンストン・ライト・ボックス」の喫煙感想
ウィンストンのTar6mg。紙巻「ウィンストン・ライト・ボックス」を吸ってみた。
2009年10月に発売ということで、製造・販売ともにJTによるウィンストンですね。チャコールフィルターを搭載しているとのことなので、親玉でグローバル志向なウィンストン・フィルターのタールバリエーションというよりは、Tar1mgで展開されている国内向け仕様のチャコールウィンストンのタールバリエーションという側面が強いのかなともいます。
今までのウィンストンにない、オシャレなパッケージが良い感じですね。
フィルターチップもコルク柄ではなく、チャコールウィンストンということもあってか白色のものとなっています。
ただ、スタンプなどの意匠はTar1mgの100’sよりも品質の良いものとなっていますね。
この煙草は、チャコールフィルターや空気穴を用いて、吸い応えや煙草感を求めながらもタール数値を気にする、といった方に向けられているらしいのですが、思いのほかうまいこと出来ているように思えます。
ポイントとしては、チャコールフィルター製品でありながら、あまり「チャコールフィルター製品です!」というように感じられないところでしょう。それって本末転倒でどうしようもないと思われるかも知れませんが、実際として確実にチャコールフィルターの効果は発揮されているはずなので、これがまた良い線なのですよ。
多くのローカライズ洋モクとは異なり、しっかりと、うっすらと、ウィンストン・フィルターはじめ非ローカライズ洋モクのような硬質感や量感攻めのような野暮ったさや広がりがありつつ、それでいて一服しても後に嫌に残らないという。喫している最中は思いのほか本格的でも、喫煙後は現代的。そんな感じです。
メーカーの言う「吸い応え」「後味スッキリ」は、上手いこと体現できているのではないでしょうか。
何より、ここ最近は長いことTar12mgかTar1mgという両極端な選択肢しかなかったウィンストンです。この中間バリエーションの存在は何よりも喜ばしいことで、その中間が単なるタールクラスとしての中間にと止まらず、全く異なるキャラクターであるTar12mgとTar1mgのキャラクター的な中間にもなっているので、中々にポジション適正値が高すぎる煙草となっているのですね。
なんだろう。吸い応えという重量感や煙量感があるというよりは、単純に味・香りが濃く感じるのかな。それだから、喫煙中の満足感に喫煙後が引っ張られないのかしら。
Tar1mgのような少し粗野なタール感もあり、Tar12mgのようなモッサリとした甘さや青臭さもありと、よくうまいことニコイチにしたな。と。
ブランド的に軟派と捉える方も多いかも知れませんんが、しっかり実直に仕上げられている煙草なのでした。
雑な言い方をすると、マールボロのライトやラッキーストライクのライトあたりのなんちゃってよりも、よほど本格的に洋モクらしい仕上がりになってますよ。
追記:発売早々。ラインナップのリニューアルのために廃止銘柄となるようですね。ただし、ウィンストン・ライト・6・ボックスという後継製品が用意されているとのことです。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar6mg Nicotine0.5mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol