Zero Style Bitter Leaf を吸ってみた

 概要:嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ビターリーフ」の喫煙感想

 無煙たばこのゼロスタイルに加わったノンメンソール。嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ビターリーフ」を吸ってみた。

 JTが新たに打ち出した「無煙たばこ」と謳うゼロスタイルに加えられた、ノンメンソールタイプの製品となります。

 ちなみに、この「無煙たばこ」というのは、あくまでJTがコピーとして謳っているだけであり、財務省が定める日本での法律的な正式区分は「かぎたばこ(嗅ぎたばこ)」となります。

 その「かぎたばこ」には、主に「嗅ぎたばこ」と「噛みたばこ」二種類あり、嗅ぎたばこは「スナッフ」とも呼ばれる粉末状に加工した煙草を鼻から吸い込んで鼻腔で楽しむもので、噛みたばこは加工した煙草葉やポーションなどを歯茎などに密着させて口腔で楽しむものとなっています。(詳しくはJTの基礎知識ページをご確認ください)

 そして、こちらも基本的に煙などの排出物を発生させない煙草というためか、区分上は「かぎたばこ」となっているのですね。

 しかしながら、ゼロスタイルは煙草葉を加工したものが詰められたカートリッジを専用パイプにセットして、ただ吸い込む、という製品となっています。従来の煙草とは全く異なるものとなっているのですね。

 JTは過去にも「スチーム・ホット・ワン」や「エアーズ」といった、煙草葉を火種で燃やさずに熱するという方法で副流煙の発生を極端に抑えた(完全無煙ではない)製品なども世に放っていて、今後の喫煙市場に対して色々と取り組んでいるようなのです。

 ただし、今回のゼロスタイルは、一切の燃焼や過熱を行わないので、完全に無煙というわけですね。

 また、今のところゼロスタイルは地域限定販売と、いわゆる市場テスト中のような状態ではありますが、以前は嗜好の真ん中の静岡県や地方で限定的に販売されることが多かった中で、今回はニーズの中心であろう都心からテストしているようですね。

 先鋒となるゼロスタイル・ミントの東京都での限定販売から神奈川県、他の一部首都圏一部店舗と、ゼロスタイルシリーズは徐々に拡販を行っているようです。

 パッケージ背面には、分かりやすく使用方法が説明書きされています。

 ゼロスタイルは専用パイプを使用するという特性から、このパイプが同梱されたスターターキット(カートリッジ2本詰め)と、パイプ無しのカートリッジが2本詰めとなっている詰め替えパッケージが存在します。(以前の詰め替え用はカートリッジ4本詰めでしたが、この煙草の発売を機にラインナップ全体として入り本数を変更したようです。)

 専用パイプは樹脂製となっていて、基本的には半永久的に使用が可能なので、初めて使用する際はスターターキットを購入しなくてはなりません。

 ぱっと見、専用パイプしか入っていないようい見えますが、下部にカートリッジが2個ありますので、気を付けましょう。

 シンプルなパイプですが、これが中々に精度が良く、いい感じの小物な雰囲気を漂わせています。サイズ感としては、ちょっと太いシガレット、みたいな感じですね。

 この煙草、カートリッジからはチョコレートフレーバーのシガーと同じ香りがするのです。ミルクとかホワイトではなく、がっつりカカオなビターチョコな香りで、これが面白いほどに予想通りの香り。

 喫味の方は、カートリッジをパイプにセットして吸い込むと、カートリッジから漂ったチョコレートの香りを「ほんのり」と感じることが出来るのです。ミントフレーバーのようにメンソールではないため、フレーバーは感じにくい気もしますが、開封したての新鮮な状態ではニコチンの辛味が強烈なので、なかなか刺激的な印象。人によっては「キツイ」とすら感じるかも知れません。

 なんというか、ビターというよりはスパイシーな感じなのですが、それでも少しの時間が経てば辛味も控えめになりフレーバーも分かりやすくなるのです。

 ニコチンらしいピリッと感も良いのですが、少し経ってマイルドになったくらいでも、ちょうど良いですね。

 煙が出ないという仕様上、呼気が何の目安にもならないわけで
お世辞にもフレーバーが濃いとは思えないことも相まって口数は増えがち。それでも、この製品にはニコチンが含まれている。

 ちょっとセーブし辛いところは、嗜好品らしい言えるのでしょう。

 際限なく、吸ってしまいますね。このピリッと感が癖になってします。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar0mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol