概要:嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ミント」の喫煙感想
ありそうでなかったタイプの煙草。嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ミント」を吸ってみた。
2010年5月東京都限定販売から2010年11月神奈川県拡販。2011年2月一部免税店にて販売から2011年3月埼玉県・千葉県拡販。
じわじわと販売網を広げている、JTによる新しいタイプの煙草製品。
ゼロスタイルというブランドで展開される「無煙たばこ」となっていて、現在の法規制では「嗅ぎたばこ」に分類される、字の如く火を使わず熱や燃焼を必要としない煙草製品となっています。
難しい面倒くさい製品のように思えるかも知れませんが、その実は紙巻煙草よりも簡単で、吸うだけです。
そう、本当に、吸うだけです。
強いて言うなら、手に持ち、口に運び、吸うだけです。
パッケージ背面には、丁寧に使い方が説明されています。
ものすごく雑に説明するなら、要するに「禁煙パイポ」の煙草葉を使っているバージョン。となっています。
こちらは専用パイプが付属しているスターターキットとなるため、パッケージには専用のパイプが同梱されています。この専用のパイプは使い捨てではなく、カートリッジを詰め替えることで半永久的に使えますので、専用パイプを持っている場合は、カートリッジだけの製品を買うというわけですね。
なんてこともないプラスチックのパイプですが、中々に精度が良く、とても良い感じなのです。
スターターキットにはカートリッジが2個。カートリッジのみの製品には4個という設定となっています。
カートリッジに関しては、両端に通気孔を設けた筒状の樹脂ケースに専用の煙草葉を詰めて、フィルターで封入しているような感じです。
すでに、けっこういい香りがします。
煙草らしい甘さと、ほんのり清涼感を感じるミントの香り。
で、実際の喫味の方ですが、スーッとする清涼感は程々に、甘めのミント感と、ほんのりと煙草の甘い香りやピリッとする感じが非常に心地の良いものとなっていますね。
ただし、吸い応えという面では、やはり紙巻のようにはいきません。まず、ビジュアルとして吸うもの吐くものが煙ではなく空気であるため、その点の感覚的な充足感は乏しいといったところですね。
ただし、実際の吸ってみての充足感は、視覚情報に惑わされなければ、思いのほか高いと思います。流石にフルフレーバーのシガレットやシガーのようにとはいきませんが、Tar1mgからTar3mgくらいの感覚で喫することが出来そうです。
むしろ、さんざん空気で薄められたウルトラライトクラス以下の煙草と比べれば、こちらは空気に香味が乗っかってくると言った方が合っていることもあり、味わいの強さは格上かも知れませんね。
私的には、わりとドライというか、風味そのものは淡泊に仕上げられているような気もするので、もう少し舌で感じられる味覚へのボリュームが増すと嗜好品としても良いように思えますが。
ニコチンを摂取できる禁煙パイポと思えば、良いかも知れませんね。
ただし、水濡れには注意した方が良さそうです。加工品だとは思いますが、確実に煙草葉を使った製品ですので、ストローと同様に筒状のもので吸い込むので、万が一水気をおびると危ないと思います。この辺りは、シガレットなどと同様なのです。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar0mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol