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大阪の個人工房は「えふぇくたぁ工房」のチューナーアウトスイッチャーで、リトル・ママ。
ネーミングといい、デザインといい、かなりツボにハマっていたり。
ストンプボックス型のチューナーは、エフェクターでもないのにトーンへ影響するものは少なくありません。
チューニングしていても完全にはミュートされなかったり、バイパスすると音が変化したりなどなど、それらの様々な諸般の事情もあり、チューナーをシステムから隔離するケースが多いのですが、その方法はループスイッチャーやセレクターを用いてチューナーを分岐させることが基本。
そして、多くの製品は「チューナーアウトとしても使えるよ」という程度の中で、コレはチューナーを分岐させることのみを目的に製作された製品なのです。
詳しいことは知りませんが、Tuneと示されたジャックはチューナーへの入力に特化されているらしく、必ず示された通りに接続を行わなければ、このリトル・ママは親権を手放してしまうのだそうな。
まぁ、Tuneはモノラル仕様でAmpはステレオ仕様、それ以外の違いは分かりませんけれど・・・。
(DC9vはインジケーターを点灯させるためだけに使うらしい。)
ちなみに、私が感動したのは音や使い勝手が云々よりも、まるでハンバーガーのような商品包装の方で、カラーリングネームの「マックイエロー」といい、製作者のセンスの良さが垣間見えるのです。
何の根拠が無くとも、「これ作った人はきっとスゴい人だ」とか思ってしまったり。
今でもリトル・ママは製造されているのかは知らないのですが、工房直販のみでインジケーター無しの「TUNE OUT」というものが販売されている様子。
何気に、こーゆーシンプルな製品って少なかったりしますよね。
Product Specification
Input:Stereo
Output:Tune Mono, Amp Stereo