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大阪の個人工房は「えふぇくたぁ工房」のチューナーアウトスイッチャーで、リトル・ママ。
ネーミングといい、デザインといい、かなりツボにハマっていたり。
ストンプボックス型のチューナーは、エフェクターでもないのにトーンへ影響するものは少なくありません。
チューニングしていても完全にはミュートされなかったり、バイパスすると音が変化したりなどなど、それらの様々な諸般の事情もあり、チューナーをシステムから隔離するケースが多いのですが、その方法はループスイッチャーやセレクターを用いてチューナーを分岐させることが基本。
そして、多くの製品は「チューナーアウトとしても使えるよ」という程度の中で、コレはチューナーを分岐させることのみを目的に製作された製品なのです。
詳しいことは知りませんが、Tuneと示されたジャックはチューナーへの入力に特化されているらしく、必ず示された通りに接続を行わなければ、このリトル・ママは親権を手放してしまうのだそうな。
まぁ、Tuneはモノラル仕様でAmpはステレオ仕様、それ以外の違いは分かりませんけれど・・・。
(DC9vはインジケーターを点灯させるためだけに使うらしい。)
ちなみに、私が感動したのは音や使い勝手が云々よりも、まるでハンバーガーのような商品包装の方で、カラーリングネームの「マックイエロー」といい、製作者のセンスの良さが垣間見えるのです。
何の根拠が無くとも、「これ作った人はきっとスゴい人だ」とか思ってしまったり。
今でもリトル・ママは製造されているのかは知らないのですが、工房直販のみでインジケーター無しの「TUNE OUT」というものが販売されている様子。
何気に、こーゆーシンプルな製品って少なかったりしますよね。
Product Specification
Input:Stereo
Output:Tune Mono, Amp Stereo
Electro Harmonix Steel Leather
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いつでもベーシストに優しいメーカー「エレクトロハーモニックス」が満を持して「初!ベース専用設計エキスパンダー!」と謳い贈りだすスチールレザーという製品。
まぁ、そもそもエキスパンダーと銘打って売られている製品が圧倒的に少ないことはさておいといて
その名の真意は、よく分からないのですが、このサイズで「ナノ」と謳ってしまうあたり、なんだかエレハモらしさがヒシヒシと伝わってくるのです。
陳腐な表現かも知れませんが、エキスパンダーは「コンプレッサーと真逆の効果を得るためのもの」で、閾値を上回る入力を減衰させるコンプレッサーに対し、閾値を下回る入力を減衰させる働きをします。
要するに、閾値より低い入力を更に低くすることで入力レベルの幅を広げるという役割なわけで、その入力レベルの幅が伸張される様こそエクスパンダーという呼び名の意味するものだったりするのです。
・・・で、このスチールレザーはエキスパンダーというよりも超過激なトレブルブースターといった感じで、エレハモのエンジニアが厳選した周波数帯のみにエフェクトが掛かるように設計されているそうです。
RESPONSEのノブで装置の感度、要するにエフェクターが作動する入力レベルを設定するのですが、最小パラメーターは発動困難な程度で、最大パラメーターでは発動させないことが困難という、親切なのか怠慢なのか「さすがエレハモ・・・」と、呆れるほど幅広い設定範囲が設けられていたりします。
EFFECT LEVELのノブは作動した際の効果量を設定するノブとなっていて、最小パラメーターはゼロではなく薄っすらと効果が掛かかる程度となっているのです。(聴感判断)
ちなみに、最大パラメーターだと素晴らしいほどエグい効果が発揮します。
(それはもう、アンサンブルが崩壊する前に鼓膜が崩壊してしまうほど。)
デカデカと「存在感を強調」なんて謳われている製品なのですが、その通り、かなり騒々しい音を出力するあたり、まるで補正程度を目的とした面構えで売られていますが、そこはエレハモ製品、売り手のウソだった。
基本的に「Aのみ」か「Bのみ」もしくは「AかBのみ」みたいなサウンドバリエーションとなるので、強弱で細かな表情を付ける方なんかには、まずオススメできません。
「存在感を強調」の文句に惹かれるのなら、エンハンサーを買った方が賢いかもね。
私は賢いから、こっち買った!
ゴリゴリ・ギャリギャリ、パワー押しな人には是非ともオススメです!
Your pocket's edge.
おい!コインがバラバラと落ちてしまうではないか! Product Specification
see Electro Harmonix Website...
いつでもベーシストに優しいメーカー「エレクトロハーモニックス」が満を持して「初!ベース専用設計エキスパンダー!」と謳い贈りだすスチールレザーという製品。
まぁ、そもそもエキスパンダーと銘打って売られている製品が圧倒的に少ないことはさておいといて
その名の真意は、よく分からないのですが、このサイズで「ナノ」と謳ってしまうあたり、なんだかエレハモらしさがヒシヒシと伝わってくるのです。
陳腐な表現かも知れませんが、エキスパンダーは「コンプレッサーと真逆の効果を得るためのもの」で、閾値を上回る入力を減衰させるコンプレッサーに対し、閾値を下回る入力を減衰させる働きをします。
要するに、閾値より低い入力を更に低くすることで入力レベルの幅を広げるという役割なわけで、その入力レベルの幅が伸張される様こそエクスパンダーという呼び名の意味するものだったりするのです。
・・・で、このスチールレザーはエキスパンダーというよりも超過激なトレブルブースターといった感じで、エレハモのエンジニアが厳選した周波数帯のみにエフェクトが掛かるように設計されているそうです。
RESPONSEのノブで装置の感度、要するにエフェクターが作動する入力レベルを設定するのですが、最小パラメーターは発動困難な程度で、最大パラメーターでは発動させないことが困難という、親切なのか怠慢なのか「さすがエレハモ・・・」と、呆れるほど幅広い設定範囲が設けられていたりします。
EFFECT LEVELのノブは作動した際の効果量を設定するノブとなっていて、最小パラメーターはゼロではなく薄っすらと効果が掛かかる程度となっているのです。(聴感判断)
ちなみに、最大パラメーターだと素晴らしいほどエグい効果が発揮します。
(それはもう、アンサンブルが崩壊する前に鼓膜が崩壊してしまうほど。)
デカデカと「存在感を強調」なんて謳われている製品なのですが、その通り、かなり騒々しい音を出力するあたり、まるで補正程度を目的とした面構えで売られていますが、そこはエレハモ製品、売り手のウソだった。
基本的に「Aのみ」か「Bのみ」もしくは「AかBのみ」みたいなサウンドバリエーションとなるので、強弱で細かな表情を付ける方なんかには、まずオススメできません。
「存在感を強調」の文句に惹かれるのなら、エンハンサーを買った方が賢いかもね。
私は賢いから、こっち買った!
ゴリゴリ・ギャリギャリ、パワー押しな人には是非ともオススメです!
Your pocket's edge.
おい!コインがバラバラと落ちてしまうではないか! Product Specification
see Electro Harmonix Website...
Electro Harmonix Soul Preacher
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「魂を説く者」という仰々しい名のコンプレッサーで、銘打つ通り「サスティナーとしても使えるよ!」というもの。
この旧型のSoul Preacherは、私が初めて買ったコンプレッサーにして初めて買ったエフェクターで、今では使用頻度も少なくなったものの、とっても想い深いエフェクターだったりします。
(エレハモの「にわかファン」になるキッカケでもありましたし。)
まぁ、今になって思うと「なんで初めてがコレなんだ」とは思わなくもないのですが・・・。
お陰様で色々と良い勉強になりました。
コントロールはスレッショルド・レベルとボリューム・レベルに、トレブルブースタースイッチの計3つ。
アタックタイムやレシオなどは恐らく固定値で、各々が名の通りの機能を果たします。
サスティナーと謳う通り、パコパコ感すら無くなるほどの強烈な舗装工事を音色へ施す素敵な逸品。
これ、けっこう好きなんだぁな~。
基本は下側のノブでスレッショルドを決め、変化した音量を上側のノブで整えるという使い方なのですが、そういった正攻法かつ典型的な使い方は「ダメ!」と言われてしまいそうな不思議なコンプレッサーで、ひたすら圧縮した変態トーンは、好きか嫌いかの二択しかなさそうな個性派トーン。
そのトーンバリエーションもトレブルスイッチによる二択ぐらいしか無いので、ユーザーは手の数を限られそう・・・。
生まれた時代も時代でメーカーもアレですし、かなり「エフェクター色」の強いコンプレッサーなので、最近の「低ノイズ・原音重視」な淡白志向のコンプレッサー市場では逆境に置かれること間違い無し!
これ以上に原音不重視でユーザーを引きずり回すコンプレッサーは他には無いのかも。
でも、だからといってダメなのかというと「そうではない」という、やっぱり不思議なコンプレッサー。
「ノイズがなんぼのもんじゃい!」と言わんばかりに、ノイズが目立つことが玉に瑕ですが・・・。
コイツ自身もノイズを発している様子な上に、在来のノイズも「ヨッシャ!」と言わんばかりに持ち上げてくれるので、音の切れ目という切れ目に「ぷしゅ~」というスペーシーな効果音を乗せてくれるのです。
また、この上部が斜めにスラントした独特の筐体も、大きめなサイズのわりに中身は驚きのスッカスカという、それすら笑って納得してしまうのは、きっとマイク・マシューズの魅力・・・。
ちなみに、これは旧型の製品で、現行の製品は同社のnanoシリーズから発売されているのですが、現行製品はトレブルブースタースイッチが削除され、アタックタイムセレクターが追加されている様子。
あと、この旧型の製品の個体には色使いに数種類のバリエーションがあるらしいのです。
Product Specification
Control:Volum, Threshold, Treble Booster ON-OFF Switch
「魂を説く者」という仰々しい名のコンプレッサーで、銘打つ通り「サスティナーとしても使えるよ!」というもの。
この旧型のSoul Preacherは、私が初めて買ったコンプレッサーにして初めて買ったエフェクターで、今では使用頻度も少なくなったものの、とっても想い深いエフェクターだったりします。
(エレハモの「にわかファン」になるキッカケでもありましたし。)
まぁ、今になって思うと「なんで初めてがコレなんだ」とは思わなくもないのですが・・・。
お陰様で色々と良い勉強になりました。
コントロールはスレッショルド・レベルとボリューム・レベルに、トレブルブースタースイッチの計3つ。
アタックタイムやレシオなどは恐らく固定値で、各々が名の通りの機能を果たします。
サスティナーと謳う通り、パコパコ感すら無くなるほどの強烈な舗装工事を音色へ施す素敵な逸品。
これ、けっこう好きなんだぁな~。
基本は下側のノブでスレッショルドを決め、変化した音量を上側のノブで整えるという使い方なのですが、そういった正攻法かつ典型的な使い方は「ダメ!」と言われてしまいそうな不思議なコンプレッサーで、ひたすら圧縮した変態トーンは、好きか嫌いかの二択しかなさそうな個性派トーン。
そのトーンバリエーションもトレブルスイッチによる二択ぐらいしか無いので、ユーザーは手の数を限られそう・・・。
生まれた時代も時代でメーカーもアレですし、かなり「エフェクター色」の強いコンプレッサーなので、最近の「低ノイズ・原音重視」な淡白志向のコンプレッサー市場では逆境に置かれること間違い無し!
これ以上に原音不重視でユーザーを引きずり回すコンプレッサーは他には無いのかも。
でも、だからといってダメなのかというと「そうではない」という、やっぱり不思議なコンプレッサー。
「ノイズがなんぼのもんじゃい!」と言わんばかりに、ノイズが目立つことが玉に瑕ですが・・・。
コイツ自身もノイズを発している様子な上に、在来のノイズも「ヨッシャ!」と言わんばかりに持ち上げてくれるので、音の切れ目という切れ目に「ぷしゅ~」というスペーシーな効果音を乗せてくれるのです。
また、この上部が斜めにスラントした独特の筐体も、大きめなサイズのわりに中身は驚きのスッカスカという、それすら笑って納得してしまうのは、きっとマイク・マシューズの魅力・・・。
ちなみに、これは旧型の製品で、現行の製品は同社のnanoシリーズから発売されているのですが、現行製品はトレブルブースタースイッチが削除され、アタックタイムセレクターが追加されている様子。
あと、この旧型の製品の個体には色使いに数種類のバリエーションがあるらしいのです。
Product Specification
Control:Volum, Threshold, Treble Booster ON-OFF Switch
Electro Harmonix Knockout
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エレクトロハーモニックスが生んだ「理屈より直感」と言わんばかりの素敵なイコライザー。
最近はキャラクターを変えることもなくクリーンなブースト&カットが可能なものが流行りのようですが、このイコライザーは「アタックイコライザー」と称し、明後日の方向を見据えた製品なのです。
メーカーが「ハムバッカーをシングルコイルに変えてやるぜ!」と謳っている通り、すっぽかして説明すると、元のトーンキャラクターを全くの別物に変えてしまうタイプのイコライザーで、かなり強烈な効果を持つハイパスフィルターとローパスフィルターを搭載しているのです。
そのエグいフィルターで高域と低域をブースト・・・、というよりKNOCKOUT色に変容させて、ぽっかり空いた中域をDRYの原音ミックス用コントロールで適度に補うというものなのですが、効き目は文句の通りに派手で、たった三個のノブで非道なまでに様変わりさせることが可能。
アタックイコライザーなんて銘打っているから「アタック感が強調される」と誤解されそうですが、実際は「楽器の持つ個性にアタックしてノックアウトさせる」という意味だと思ってくれた方が正しいかも。
(設定のよってはアタック感を無くすことも容易ですし。)
嘘臭さもムンムンですが、ホントにハムバッカーがシングルコイルっぽく変化する様は感動モノ。
(だったらハムバッカー使うなよとか云々の文句が飛び交いそうですけれど・・・。)
あくまで、「っぽく」。
ステレオタイプ的なシングルコイルサウンドを再現するだけなので、当たり前ですが本物志向とは少し違います。
まぁ、たかがイコライザーでも、ぶっ飛んでいるというのはエレハモらしいところで、使えるか使えないかは別にして、とっても鬼畜なイコライザーなのです。
ただ、私が買ったものに限ってか、「ジー」というノイズが目立ちます。
近くに設置していた同社のSteel Leatherと針金で筐体を結んだらノイズは皆無になりましたが。
ちょっと不便。
Your heavyweight punch.
ところで、NOCKOUTって・・・。
これの前身であろう「ATTACK EQUALIZER」というのも少し気になるかも。
Product Specification
Low:7 pole low pass filter(cut off freq. 85Hz)
High:6 pole high pass filter(cut off freq. 6.5kHz)
エレクトロハーモニックスが生んだ「理屈より直感」と言わんばかりの素敵なイコライザー。
最近はキャラクターを変えることもなくクリーンなブースト&カットが可能なものが流行りのようですが、このイコライザーは「アタックイコライザー」と称し、明後日の方向を見据えた製品なのです。
メーカーが「ハムバッカーをシングルコイルに変えてやるぜ!」と謳っている通り、すっぽかして説明すると、元のトーンキャラクターを全くの別物に変えてしまうタイプのイコライザーで、かなり強烈な効果を持つハイパスフィルターとローパスフィルターを搭載しているのです。
そのエグいフィルターで高域と低域をブースト・・・、というよりKNOCKOUT色に変容させて、ぽっかり空いた中域をDRYの原音ミックス用コントロールで適度に補うというものなのですが、効き目は文句の通りに派手で、たった三個のノブで非道なまでに様変わりさせることが可能。
アタックイコライザーなんて銘打っているから「アタック感が強調される」と誤解されそうですが、実際は「楽器の持つ個性にアタックしてノックアウトさせる」という意味だと思ってくれた方が正しいかも。
(設定のよってはアタック感を無くすことも容易ですし。)
嘘臭さもムンムンですが、ホントにハムバッカーがシングルコイルっぽく変化する様は感動モノ。
(だったらハムバッカー使うなよとか云々の文句が飛び交いそうですけれど・・・。)
あくまで、「っぽく」。
ステレオタイプ的なシングルコイルサウンドを再現するだけなので、当たり前ですが本物志向とは少し違います。
まぁ、たかがイコライザーでも、ぶっ飛んでいるというのはエレハモらしいところで、使えるか使えないかは別にして、とっても鬼畜なイコライザーなのです。
ただ、私が買ったものに限ってか、「ジー」というノイズが目立ちます。
近くに設置していた同社のSteel Leatherと針金で筐体を結んだらノイズは皆無になりましたが。
ちょっと不便。
Your heavyweight punch.
ところで、NOCKOUTって・・・。
これの前身であろう「ATTACK EQUALIZER」というのも少し気になるかも。
Product Specification
Low:7 pole low pass filter(cut off freq. 85Hz)
High:6 pole high pass filter(cut off freq. 6.5kHz)
Eden WTDI World Tour Preamp Pedal
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こちらは何気に人気機種なエデンのプリアンプで、渋いゴールドカラーのコントロールパネルが印象的なのですが、このストンプペダル型プリアンプも、やっぱり素敵なゴールドのパネルが印象的だったりします。
製品名にWorld Tourと冠しているので、同社のWorld Tour Bass Amplifiers(WT---)というベースアンプヘッドのシリーズを踏襲しているのだと思いますが、私はエデンのアンプって使ったことがないので、その辺は分かりませんし憶測なのです。
エデンの製品群自体、高価な製品ばかりなので、この手頃なプリアンプの登場は何気に嬉しかったり。
取り分けベース用プリアンプの中では、とりあえず安価な方ですし、堅実堅牢そうな雰囲気と相まって中々に人気を博しているのではないでしょうか。
ちなみに、エデン公式サイトの一部では「火災に遭ったスタジオの唯一の生存者」という語りでWT800という製品の屈強具合を謳っていたりします。
「大きなビル火災に加え消火活動という水害に遭ったが、WT800は見事に動作した」という、何だか色々と凄まじい内容のアピールがされていますが、人々は大丈夫だったのでしょうか?
とりあえず、ギターは全て灰となり全滅したようですが・・・。
まぁ、このプリアンプも頑強そうな印象は受けますが、私は絶対に炙らないし水洗いもしない!
何より、このプリアンプ、これだけのコントロールを備えているのにも関わらず、とってもコンパクト!
おおよそBOSSやEBSの一般的なサイズを横向きにしてに毛を生やした程度のサイズなのです。
その割に中々の重さがあるため、ものすごく塊感というか堅牢感があることは良いことか悪いことか、とにかく、小柄で重量感は抜群。
あと、これこそ良いか悪いかは別としてRoHS指令にも対応しているようです。
大きなマイナスポイントは電源に専用アダプターを使わなければいけないということなのですが、このアダプターが中々に貧弱感満々で壊れてしまいそうな印象なのですが、別売りとかしてるのかな?
電源は分からないなりに色々と試したのですが、やはり専用アダプターを使わないとウンともスンとも言いません。鳴りません。不便です。
機能面に関しては、見ての通り。
Treble,Mid,Bassの典型的な三種のEQに、Bass BoostスイッチとMid Shiftスイッチ。
Input GainとMaster Vol.に、EnhanceとCompressorのコントロール。
これらは他の多くのプリアンプとは違い、さながらアンプヘッドのような面構えとなっているのです。
(見た目だけなら「簡易版World Tour Bass Amplifiers」といって差し支えないかと。)
EQは各15dBの増減が可能なので相当に効果はありますが、EQの例に漏れず控えめな使用が良い感じ。
Bassなんかは30Hzあたりの極低帯域に作用するので、嫌でも扱いは慎重になるのです。
Bass Boostは「フレッチャーマンソンカーブに沿って低域をブーストするもの」と説明されていますが、かなり強烈な効き目で、低域を特異にブーストするので好き嫌いが分かれそう。
フレッチャーマンソンカーブ云々と謳いながら、まるで自然な感じがしないというは、いいんかそれで。
ベースブーストで低域がモッコリ。so good!!
MidはMid Shiftで可変帯域を550Hzか2.2kHzに設定が可能なので、中域が弱い時は550Hzをブーストしたり、存在感を付加したければ2.2kHzをブーストしたり、このシフトスイッチ一つで、中々に対応力は向上すると思うのです。
で、Trebleは・・・、まぁ当たり障りのない5kHzを増減させて調整するもの。
まぁ、あまりブーストする人はいないかも知れませんけれど・・・。
あと、他に無い特徴としてEnhanceとCompressorのコントロールがあるのですが、Compressorは「掛かってる?」から「今日は鼻詰まりが酷いなぁ」まで、幅の広い効き方をします。
Input Gainとの相互関係でコンプレッション感が決まるので、Input Gainと一緒にノブをグ~ンと回してやれば、あなたも一発で鼻詰まりの病人に早変わり!
基本的に「浅くも深くも鼻から圧し潰す感じ」のコンプレッサーで、少し癖があります。
他に専用機があるのであれば、このコンプは使わない方が良いという人の方が多そう。
Enhanceは、パラメーターを上昇させるほどトーンがモダンなキャラクターに変わっていくのですが、私は「古臭い中低域を減らしていくような感じ」というような効果だと思っています。
説明にも「超低域と高中域と高域を際立たせる」みたいな表現がされていますし。
ちなみに・・・。
このコンプとエンハンサーは「ちょいがけ」専用!
唐辛子と胃薬の関係と同じように、少量なら薬になりますが、適量を超えると確実に毒になります。
コンプは勿論のこと、エンハンサーの効き方もコンプレッション感がありますので、12時あたりから確実に音の存在感が無くなっていきます。
あとは、このプリアンプはインジゲーターが特徴的で、通電確認用とバイパス用の二個が備わっているのですが、通電確認用は、とにかく眩しい・・・。
この青い光の直視は視力低下の原因になりそうなほど。
また、フットスイッチ上部のバイパスインジゲーターはバイパス時に点灯するので、何気に戸惑います。
フットスイッチの側のインジゲーターの多くは「消灯=バイパス」ですからね。
まぁ、良くも悪くもオンにすれば問答無用でトーンをEDEN WTDIのキャラクターに変えてくれるので、このプリアンプに限ったことではないのですが、気に入るかどうかは人の次第。
良い物であるが故に、ホットボックスと同じようなノリで生産終了しないことを願うばかりなのです。
DIとしても使用可能なのですが、その性能は知りません。
というより、この手の製品をDIとして使う需要ってあるのでしょうか?
追記
代理店がヤマハに変わり、現行品は通電確認用インジケーターの明るさが落とされているそうな。
ペダルラインナップも徐々に増えていっておりますな。
こちらは何気に人気機種なエデンのプリアンプで、渋いゴールドカラーのコントロールパネルが印象的なのですが、このストンプペダル型プリアンプも、やっぱり素敵なゴールドのパネルが印象的だったりします。
製品名にWorld Tourと冠しているので、同社のWorld Tour Bass Amplifiers(WT---)というベースアンプヘッドのシリーズを踏襲しているのだと思いますが、私はエデンのアンプって使ったことがないので、その辺は分かりませんし憶測なのです。
エデンの製品群自体、高価な製品ばかりなので、この手頃なプリアンプの登場は何気に嬉しかったり。
取り分けベース用プリアンプの中では、とりあえず安価な方ですし、堅実堅牢そうな雰囲気と相まって中々に人気を博しているのではないでしょうか。
ちなみに、エデン公式サイトの一部では「火災に遭ったスタジオの唯一の生存者」という語りでWT800という製品の屈強具合を謳っていたりします。
「大きなビル火災に加え消火活動という水害に遭ったが、WT800は見事に動作した」という、何だか色々と凄まじい内容のアピールがされていますが、人々は大丈夫だったのでしょうか?
とりあえず、ギターは全て灰となり全滅したようですが・・・。
まぁ、このプリアンプも頑強そうな印象は受けますが、私は絶対に炙らないし水洗いもしない!
何より、このプリアンプ、これだけのコントロールを備えているのにも関わらず、とってもコンパクト!
おおよそBOSSやEBSの一般的なサイズを横向きにしてに毛を生やした程度のサイズなのです。
その割に中々の重さがあるため、ものすごく塊感というか堅牢感があることは良いことか悪いことか、とにかく、小柄で重量感は抜群。
あと、これこそ良いか悪いかは別としてRoHS指令にも対応しているようです。
大きなマイナスポイントは電源に専用アダプターを使わなければいけないということなのですが、このアダプターが中々に貧弱感満々で壊れてしまいそうな印象なのですが、別売りとかしてるのかな?
電源は分からないなりに色々と試したのですが、やはり専用アダプターを使わないとウンともスンとも言いません。鳴りません。不便です。
機能面に関しては、見ての通り。
Treble,Mid,Bassの典型的な三種のEQに、Bass BoostスイッチとMid Shiftスイッチ。
Input GainとMaster Vol.に、EnhanceとCompressorのコントロール。
これらは他の多くのプリアンプとは違い、さながらアンプヘッドのような面構えとなっているのです。
(見た目だけなら「簡易版World Tour Bass Amplifiers」といって差し支えないかと。)
EQは各15dBの増減が可能なので相当に効果はありますが、EQの例に漏れず控えめな使用が良い感じ。
Bassなんかは30Hzあたりの極低帯域に作用するので、嫌でも扱いは慎重になるのです。
Bass Boostは「フレッチャーマンソンカーブに沿って低域をブーストするもの」と説明されていますが、かなり強烈な効き目で、低域を特異にブーストするので好き嫌いが分かれそう。
フレッチャーマンソンカーブ云々と謳いながら、まるで自然な感じがしないというは、いいんかそれで。
ベースブーストで低域がモッコリ。so good!!
MidはMid Shiftで可変帯域を550Hzか2.2kHzに設定が可能なので、中域が弱い時は550Hzをブーストしたり、存在感を付加したければ2.2kHzをブーストしたり、このシフトスイッチ一つで、中々に対応力は向上すると思うのです。
で、Trebleは・・・、まぁ当たり障りのない5kHzを増減させて調整するもの。
まぁ、あまりブーストする人はいないかも知れませんけれど・・・。
あと、他に無い特徴としてEnhanceとCompressorのコントロールがあるのですが、Compressorは「掛かってる?」から「今日は鼻詰まりが酷いなぁ」まで、幅の広い効き方をします。
Input Gainとの相互関係でコンプレッション感が決まるので、Input Gainと一緒にノブをグ~ンと回してやれば、あなたも一発で鼻詰まりの病人に早変わり!
基本的に「浅くも深くも鼻から圧し潰す感じ」のコンプレッサーで、少し癖があります。
他に専用機があるのであれば、このコンプは使わない方が良いという人の方が多そう。
Enhanceは、パラメーターを上昇させるほどトーンがモダンなキャラクターに変わっていくのですが、私は「古臭い中低域を減らしていくような感じ」というような効果だと思っています。
説明にも「超低域と高中域と高域を際立たせる」みたいな表現がされていますし。
ちなみに・・・。
このコンプとエンハンサーは「ちょいがけ」専用!
唐辛子と胃薬の関係と同じように、少量なら薬になりますが、適量を超えると確実に毒になります。
コンプは勿論のこと、エンハンサーの効き方もコンプレッション感がありますので、12時あたりから確実に音の存在感が無くなっていきます。
あとは、このプリアンプはインジゲーターが特徴的で、通電確認用とバイパス用の二個が備わっているのですが、通電確認用は、とにかく眩しい・・・。
この青い光の直視は視力低下の原因になりそうなほど。
また、フットスイッチ上部のバイパスインジゲーターはバイパス時に点灯するので、何気に戸惑います。
フットスイッチの側のインジゲーターの多くは「消灯=バイパス」ですからね。
まぁ、良くも悪くもオンにすれば問答無用でトーンをEDEN WTDIのキャラクターに変えてくれるので、このプリアンプに限ったことではないのですが、気に入るかどうかは人の次第。
良い物であるが故に、ホットボックスと同じようなノリで生産終了しないことを願うばかりなのです。
DIとしても使用可能なのですが、その性能は知りません。
というより、この手の製品をDIとして使う需要ってあるのでしょうか?
追記
代理店がヤマハに変わり、現行品は通電確認用インジケーターの明るさが落とされているそうな。
ペダルラインナップも徐々に増えていっておりますな。
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