Philip Morris Lights KS Box を吸ってみた

 概要:紙巻「フィリップモリス・ライト・KS・ボックス」の喫煙感想

 鮮やかなメタリックブルーが印象的な煙草。紙巻「フィリップモリス・ライト・KS・ボックス」を吸ってみた。

 Tar8mgのフィリップモリスです。

 フィリップモリスといえば、キャスターなどと同様にバニラ香料を使用しているとして噂されていますよね。ただし、程度はキャスターと比べても微々たるものなので、そうフレーバーらしい印象を覚えることもありません。

 ちなみに、この煙草は私が初めて主喫していた銘柄で、何気に思い入れが強かったりします。当時はラウンド形状のボックスも珍しく、そして鮮やかなメタリックブルーに惹かれて、よく吸っていましたね。

 軽いというよりは乾き気味な印象の質感で、ほんのり甘い香りがしながらも味わいはタール感も控えめな至って普通な煙草。

 そう。大した個性は無いのですよ。

 でも、煙草はじめ嗜好品って、その製品の使用だ何だの云々ではなく、その人その人その時々それぞれに、想いがあるものですよね。

 残念ながら、この煙草は2010年3月にフィリップモリスがPRO-NEXという低臭気仕様を冠する仕様変更のタイミングで廃止銘柄となってしまいました。もともとPRO-NEXへの変更後に存続させる気は無かったようで、PRO-NEX製品の広島県での先行切り替え時には、既に廃止されていたようですから。

 人気なかったのかな。

 ちなみに、その後にフィリップモリスはブランドも消滅してラークブランドとして引き継がれることとなるのですが、ラークへ変更された後に旧フィリップモリスのシリーズへ、この煙草を思わせるブルーメタリックのライトが復活したのですよね。

 おお、と思ったのですが、いざ吸ってみると、しっかりPRO-NEXのフィリップモリスといった感じで、これちゃう、なのでした。

 煙草の味・香りって非常にあいまいなものだけど、やはり思い入れもあるとイメージが固まってて、不思議ですね。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

Zero Style Blue Mint を吸ってみた

 概要:嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ブルーミント」の喫煙感想

 JTの無煙たばこはゼロスタイルのミントフレーバー。嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ブルーミント」を吸ってみた。

 JTが「無煙たばこ」と謳いゼロスタイルシリーズをスタートさせてからしばらく、皮切りとなったゼロスタイル・ミントが、このゼロスタイル・ブルーミントに変更となるそうです。

 ちなみに、銘柄名などの情報の変更だけではなく、味・香りの方も変更となるとのことで、内容としては以前に数量限定で販売されていたゼロスタイル・ドライブコンセプトというものと同じものになるのです。

 そのドライブコンセプトは、当時「甘みを抑えた爽快な強メンソール感」としてアナウンスされていましたね。

 そういえば、ドライブコンセプトもブルーがイメージカラーでしたね。

 パッケージの形状や形態は、特に変更は無さそうです。

 この煙草は、当たり前なのですが、以前に吸ったドライブコンセプトと印象は同じな感じとなっていますね。

 程度としては、最近の清涼感を強めたタイプのTar1㎎のメンソールシガレットを吸っているような感じで、無煙で煙が無いからなのか、それらの煙草よりもクリアな味わいなのです。

 最近の流行でもある強めの清涼感に強めの甘い香りをプラスしたメンソールシガレットとは異なり、甘さなどは微塵も感じない、かなり硬派な印象のメンソールフレーバーに仕上がっています。

 ゼウスとか、その手のガムに近いキャラクターのフレーバーなのです。

 あとは、あまり他の嗜好品との組み合わせは良くない感じで、このまま単品で味わうことがベターベターな気もします。

 特に、コーヒーとの相性は非常に悪いと思いました。

 ゼロスタイルは無煙という特性上、パラノイアが周囲に存在しない限り何時でも何処でも気軽に楽しめますが、普通の煙草と違い「燃え尽きない」ため、やや節度というか、その辺が掴みづらかったりしますね。(ゼロスタイルは1日程度でのカートリッジ交換をメーカーは推奨しています)

 ちなみに、ゼロスタイルは発売から今に至るまで、カートンの入個数や詰め替えカートリッジの入個数を減らしたり、賞味期限を延長したりetc.。色々と便利になってきているので、気になる人は試してみてはいかがでしょうか?

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar0mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

Zero Style Drive Concept を吸ってみた

 概要:嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ドライブコンセプト」の喫煙感想

 企画的にJTの無煙たばこであるゼロスタイルシリーズに加わった限定銘柄。嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ドライブコンセプト」を吸ってみた。

 社会や市場の今後の価値観や時流を考えているのであろう中で、JTの打ち出したゼロスタイルシリーズは「無煙」を謳うシリーズとなっています。簡単に言ってしまえば、煙草葉を使用した禁煙パイポですね。

 そんなゼロスタイルに、2012年10月より数量限定で3種類の製品がラインナップされ、そのうちの一つが、このドライブコンセプトです。

 このドライブコンセプトとオフコンセプト、ナイトコンセプトの3種類から成り、それぞれ銘柄の通りシーンに合わせた製品を選べるという内容で展開されています。

 特徴的なのは、それぞれシーンに合わせた味・香りが選べるのはもちろんのこと、それぞれ同梱されている専用パイプが、3Dプリンターなどを用いた専用デザインになっているとのことです。

 このドライブコンセプトは、分かりやすくドライブ中(車の中)をコンセプトとしているそうですね。(オフは休息のティータイム、ナイトは友人と過ごす楽しい夜だそうです。)

 パッケージは従来のゼロスタイルとは異なり、チャック付きの袋タイプとなっています。内容物としては専用パイプとカートリッジが1本ずつ入っていて、従来のゼロスタイルのようにスターターキットと詰め替え用といった展開はされずに、これのみとなっています。

 どちらかというと意見的な要素が強いのか、あまり何度も買い続けるという想定はしていないのでしょうか。

 初めての方でも分かりやすいように、丁寧な説明が記載されたインサーターも同梱されています。

 そして、専用パイプとカートリッジです。

 このドライブコンセプトの専用パイプは、車のインテリアをイメージした牛革調の装飾をイメージしているとのことです。確かに革っぽいテクスチャーとステッチが、シンプルながらに特徴となっていますね。

 オフコンセプトやナイトコンセプトは非常にカジュアルなデザインの専用パイプとなっているので、それらと比べると比較的フォーマルな印象も覚えるのです。

 ちなみに、ドライブコンセプトは甘みを抑えた爽快な強メンソールが持ち味となっているとのことです。

 この煙草、「味・香りは、甘みを抑えた爽快な強メンソール感をお楽しみいただけます。」という、わりとメーカーのアナウンスそのまんまな仕上がりとなっているのです。

 この喫味を何かに例えるのであれば、ロッテのブラックブラックガムといったところで、味気などの充足感の程度は、Tar1mgからTar3mgくらいのウルトラライト級メンソール製品と同等な感じでしょうか。

 パッケージなどによる先入観や意識の刷り込みもあるかも知れませんが、こうして部屋の中でパソコンに向かいながら吸っていても、気分は何となくドライブな気が。

 するような、しないような・・・。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar0mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

Zero Style Bitter Leaf を吸ってみた

 概要:嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ビターリーフ」の喫煙感想

 無煙たばこのゼロスタイルに加わったノンメンソール。嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ビターリーフ」を吸ってみた。

 JTが新たに打ち出した「無煙たばこ」と謳うゼロスタイルに加えられた、ノンメンソールタイプの製品となります。

 ちなみに、この「無煙たばこ」というのは、あくまでJTがコピーとして謳っているだけであり、財務省が定める日本での法律的な正式区分は「かぎたばこ(嗅ぎたばこ)」となります。

 その「かぎたばこ」には、主に「嗅ぎたばこ」と「噛みたばこ」二種類あり、嗅ぎたばこは「スナッフ」とも呼ばれる粉末状に加工した煙草を鼻から吸い込んで鼻腔で楽しむもので、噛みたばこは加工した煙草葉やポーションなどを歯茎などに密着させて口腔で楽しむものとなっています。(詳しくはJTの基礎知識ページをご確認ください)

 そして、こちらも基本的に煙などの排出物を発生させない煙草というためか、区分上は「かぎたばこ」となっているのですね。

 しかしながら、ゼロスタイルは煙草葉を加工したものが詰められたカートリッジを専用パイプにセットして、ただ吸い込む、という製品となっています。従来の煙草とは全く異なるものとなっているのですね。

 JTは過去にも「スチーム・ホット・ワン」や「エアーズ」といった、煙草葉を火種で燃やさずに熱するという方法で副流煙の発生を極端に抑えた(完全無煙ではない)製品なども世に放っていて、今後の喫煙市場に対して色々と取り組んでいるようなのです。

 ただし、今回のゼロスタイルは、一切の燃焼や過熱を行わないので、完全に無煙というわけですね。

 また、今のところゼロスタイルは地域限定販売と、いわゆる市場テスト中のような状態ではありますが、以前は嗜好の真ん中の静岡県や地方で限定的に販売されることが多かった中で、今回はニーズの中心であろう都心からテストしているようですね。

 先鋒となるゼロスタイル・ミントの東京都での限定販売から神奈川県、他の一部首都圏一部店舗と、ゼロスタイルシリーズは徐々に拡販を行っているようです。

 パッケージ背面には、分かりやすく使用方法が説明書きされています。

 ゼロスタイルは専用パイプを使用するという特性から、このパイプが同梱されたスターターキット(カートリッジ2本詰め)と、パイプ無しのカートリッジが2本詰めとなっている詰め替えパッケージが存在します。(以前の詰め替え用はカートリッジ4本詰めでしたが、この煙草の発売を機にラインナップ全体として入り本数を変更したようです。)

 専用パイプは樹脂製となっていて、基本的には半永久的に使用が可能なので、初めて使用する際はスターターキットを購入しなくてはなりません。

 ぱっと見、専用パイプしか入っていないようい見えますが、下部にカートリッジが2個ありますので、気を付けましょう。

 シンプルなパイプですが、これが中々に精度が良く、いい感じの小物な雰囲気を漂わせています。サイズ感としては、ちょっと太いシガレット、みたいな感じですね。

 この煙草、カートリッジからはチョコレートフレーバーのシガーと同じ香りがするのです。ミルクとかホワイトではなく、がっつりカカオなビターチョコな香りで、これが面白いほどに予想通りの香り。

 喫味の方は、カートリッジをパイプにセットして吸い込むと、カートリッジから漂ったチョコレートの香りを「ほんのり」と感じることが出来るのです。ミントフレーバーのようにメンソールではないため、フレーバーは感じにくい気もしますが、開封したての新鮮な状態ではニコチンの辛味が強烈なので、なかなか刺激的な印象。人によっては「キツイ」とすら感じるかも知れません。

 なんというか、ビターというよりはスパイシーな感じなのですが、それでも少しの時間が経てば辛味も控えめになりフレーバーも分かりやすくなるのです。

 ニコチンらしいピリッと感も良いのですが、少し経ってマイルドになったくらいでも、ちょうど良いですね。

 煙が出ないという仕様上、呼気が何の目安にもならないわけで
お世辞にもフレーバーが濃いとは思えないことも相まって口数は増えがち。それでも、この製品にはニコチンが含まれている。

 ちょっとセーブし辛いところは、嗜好品らしい言えるのでしょう。

 際限なく、吸ってしまいますね。このピリッと感が癖になってします。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar0mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol

Zero Style Mint を吸ってみた

 概要:嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ミント」の喫煙感想

 ありそうでなかったタイプの煙草。嗅ぎたばこ「ゼロスタイル・ミント」を吸ってみた。

 2010年5月東京都限定販売から2010年11月神奈川県拡販。2011年2月一部免税店にて販売から2011年3月埼玉県・千葉県拡販。

 じわじわと販売網を広げている、JTによる新しいタイプの煙草製品。

 ゼロスタイルというブランドで展開される「無煙たばこ」となっていて、現在の法規制では「嗅ぎたばこ」に分類される、字の如く火を使わず熱や燃焼を必要としない煙草製品となっています。

 難しい面倒くさい製品のように思えるかも知れませんが、その実は紙巻煙草よりも簡単で、吸うだけです。

 そう、本当に、吸うだけです。

 強いて言うなら、手に持ち、口に運び、吸うだけです。

 パッケージ背面には、丁寧に使い方が説明されています。

 ものすごく雑に説明するなら、要するに「禁煙パイポ」の煙草葉を使っているバージョン。となっています。

 こちらは専用パイプが付属しているスターターキットとなるため、パッケージには専用のパイプが同梱されています。この専用のパイプは使い捨てではなく、カートリッジを詰め替えることで半永久的に使えますので、専用パイプを持っている場合は、カートリッジだけの製品を買うというわけですね。

 なんてこともないプラスチックのパイプですが、中々に精度が良く、とても良い感じなのです。

 スターターキットにはカートリッジが2個。カートリッジのみの製品には4個という設定となっています。

 カートリッジに関しては、両端に通気孔を設けた筒状の樹脂ケースに専用の煙草葉を詰めて、フィルターで封入しているような感じです。

 すでに、けっこういい香りがします。

 煙草らしい甘さと、ほんのり清涼感を感じるミントの香り。

 で、実際の喫味の方ですが、スーッとする清涼感は程々に、甘めのミント感と、ほんのりと煙草の甘い香りやピリッとする感じが非常に心地の良いものとなっていますね。

 ただし、吸い応えという面では、やはり紙巻のようにはいきません。まず、ビジュアルとして吸うもの吐くものが煙ではなく空気であるため、その点の感覚的な充足感は乏しいといったところですね。

 ただし、実際の吸ってみての充足感は、視覚情報に惑わされなければ、思いのほか高いと思います。流石にフルフレーバーのシガレットやシガーのようにとはいきませんが、Tar1mgからTar3mgくらいの感覚で喫することが出来そうです。

 むしろ、さんざん空気で薄められたウルトラライトクラス以下の煙草と比べれば、こちらは空気に香味が乗っかってくると言った方が合っていることもあり、味わいの強さは格上かも知れませんね。

 私的には、わりとドライというか、風味そのものは淡泊に仕上げられているような気もするので、もう少し舌で感じられる味覚へのボリュームが増すと嗜好品としても良いように思えますが。

 ニコチンを摂取できる禁煙パイポと思えば、良いかも知れませんね。

 ただし、水濡れには注意した方が良さそうです。加工品だとは思いますが、確実に煙草葉を使った製品ですので、ストローと同様に筒状のもので吸い込むので、万が一水気をおびると危ないと思います。この辺りは、シガレットなどと同様なのです。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar0mg Nicotine—mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol