喫煙に関する内容を含みます
概要:紙巻「メビウス・100's・ボックス」の喫煙感想
マイルドセブン改めメビウスのTar10mgは100's版。紙巻「メビウス・100's・ボックス」を吸ってみた。
意外にも2009年の発売という、ファミリーの100'sラインナップとしては後発となる銘柄ですね。ややマイナーな「インパクト・ワン」よりも後にラインナップされているということなのです。
とは言え、マイルドセブンの頃からラインナップされていますし、メビウスの100'sシガレットにおける親玉的存在です。順当に考察すれば、100'sによる長いフィルターにより煙が濾過されるパートが長くなり、よりマイルドな味わいを楽しめるものといったところでしょう。
しかしながら、実際のところはシガレットの変遷による外観上の嗜好性のようにも思えます。
フィルターは味わいに作用する重要な要素ですが、複合的要素で成り立つ煙草の味わいはフィルターだけで決まるものでもないでしょう。ブレンダーがフィルターの長さによる喫味の差異を埋めるようにブレンドしたりもするでしょうし、取り分けバリエーションとしての100'sシガレットはユーザースタイルによるニーズのために充てられているようにも思えますから。
技術や嗜好性の変遷により、時代とともに長くなるものは何気に多いですよね。
短くなるのは、人間の気くらいでしょう。
何とも地味な仕掛けですが、メビウスへのリニューアルを機に開閉する際にクリック感を演出する「CLICK LOCK」を搭載しています。
また、チップデザインはマイルドセブンの頃と変わらずの細かい空気穴が1列のチャコールフィルター仕様となっているのです。
味・香りについて感想
この煙草は、キングサイズのメビウスと比べて喫味に分かりやすい差異があるかというと、あまり無いような気がします。フィルターが長いこともあり、心なしかマイルドテイストに拍車が掛けられている気もしますが、Tar10mgという豊富な煙量ということもあり差も特には感じられないような気がするのです。
価値観や吸い方、その人の癖や個性で選択すれば良いのかなと。
それにしても、メビウスって不思議な煙草ですよね。メビウスは売りにしている「スムース」という文句と併せて、普及率という多数決で「普通」といった特徴で認知されているのと思います。しかしながら、このウェットな質感と薄ら甘い感じは、他には無い何とも言えない個性のように思えるのですよ。
甘味・辛味・苦味、何が突出しているわけでもないのに、確実にコレでしかない喫味。何より、どんなにスパスパと吸っても崩れる気配がない喫味。
フィルターの長さも手伝ってか、微々たる差ではありますが味わいの変化も少ないので、メビウスの個性を最も感じやすい煙草なのだと思います。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar10mg Nicotine0.8mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol
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