MEVIUS Box を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます


 概要:紙巻「メビウス・ボックス」の喫煙感想

MEVIUS Box

 2013年より旧マイルドセブン・ボックスが名称を改めた銘柄。紙巻「メビウス・ボックス」を吸ってみた。


 製品中の「マイルド」という表記に対する弾圧すらも突っぱねてきた日本たばこ産業ですが、遂に「マイルド」を含むブランド名称に都合が付かなくなったのでしょうか。2013年の初頭に「メビウス」という新ブランドにてマイルドセブンの歴史に一幕を下ろした一連の件。

 その新たな銘柄名である「MEVIUS」というのは、どうやら造語であるそうです。長きに親しまれた「MILD SEVEN」のイニシャルであるMとSを両端に配し、その間に「EVOLUTION」の「EV」と「私」の「I」を。そして「あなた」の「U(You)」と、これらを挟み込んで「MEVIUS」なのだそうな。

 マイルドセブンの歴史を踏襲しつつも進展しながら、これからも企業とユーザーの架け橋にしようというような印象ですね。今までの「マイルドセブン」という名称に親しみが強いからか、この「メビウス」という小細工満々な名称は見慣れる聞き慣れる呼び慣れるに時間を要するといったところでしょうか。

 もはや完全に慣れてしまい、マイルドセブンというワードも完全に過去のものとなった感は否めませんけれど。人間の慣れの習性とは、本当に恐ろしいものなのです。

 とは言え、金の亡者たちの言う「マイルドという表現は健康観念に云々」とは何とも舐め腐った御節介です。それでも、日本の企業が元気になるために策を打ち前進することは良いことなのだと思います。

 ちなみに、喫味や香りに変更は無いそうで、見てくれのみが変わったのだということ。詰まるところ、内容は以前までのマイルドセブン・ボックスと同様ということですね。
 

MEVIUS Box

 コチラはメビウスへの移行期のパッケージです。メーカー最大のファミリーだということもあり、最近の煙草市場にしては珍しく周到な段取りの移行スケジュールを組んだ様子ですね。

 おかげで、大した混乱もなくマイルドセブンはメビウスへと改められました。

MEVIUS Box

 あと、要るか要らないかは別として、こんなオマケ仕様も追加されているのです。中包装紙にある「CLICK LOCK」という表記の通り、パッケージの開閉時にクリック感を演出するためだけの爪加工が施されています。

 これが中々にコツが必要で、正しく機能させるには多くの場合で最初に爪部分を立ててあげなければいけません。


味・香りについて感想


 この煙草の喫味は、有無を言わさず「今まで通りのマイルドセブン」なので、何も今更といったところではありますね。やはり唯一無二の極スムースなテイストを楽しめる「隠れ個性派」に仕上がっているのです。

 この異様なまでに吸いやすさを帯びたヌルっとした質感は、どう考えても普通では無いのですが、これこそがジャパンスタンダードなのでしょう。そういった意味では「普通」というか、「普遍」なのだなぁ、と感じさせられるのです。

 強いて言えば、「やっぱり変なものぞろいだなJT」といったところ。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar10mg Nicotine0.8mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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