Seven Stars 7 を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます



 概要:紙巻「セブンスター・7」の喫煙感想

Seven Stars 7

 ある意味では最もセブンスターらしいと言えるかも知れないTar7mgのセブンスター。紙巻「セブンスター・7」を吸ってみた。


 セブンスターのラインナップで、新たに拡張されたソフトパックバリエーションの内の1つですね。タールバリエーションとしては以前よりボックスパッケージでラインナップされていたTar7mgのセブンスターなのですが、新たにソフトパック製品として加えられたものなのです。

 世界的にはソフトパックが淘汰されていこうとしている御時世で、既存のボックスタイプと同じ内容のソフトパックタイプが遅れて追加されるというのは中々に珍しいことに思えるのではないでしょうか。

 また、印刷の質が良いのか、セブンスターのソフトパック製品は他の銘柄のソフトパック製品と比べると段違いに質感が良い気もします。何と言うのか「ソフトパック=粗野・野暮」みたいな印象が全く感じられないのですよね。それだけソフトパックという製品に気合を入れているのかも知れません。

 ちなみに、内容としては既存のボックスパッケージでリリースされているTar7mgのセブンスターと同様となっています。

Seven Stars 7

 封緘紙のカラーリングはガンメタのようで、タールバリエーションを表す「7」のデザインがセブンスターという銘柄名と非常にマッチしているのです。パッケージに散りばめられた星でシルエット表現されている「7」も相乗効果な感じですよね。

Seven Stars 7

 フィルターチップのデザインはタールバリエーションで共通のものなのとなっています。パッケージと同様に、このシガレットもパッと見では普通のセブンスターと見間違えてしまうのではないでしょうか。これはセブンスターに対するユーザーの心理を考えて、あえて判別しにくさを狙っているようにも思えてきますよね。

 また、仕様としては極小の空気穴が2列で配され、セブンスターならではのチャコールフィルターが使用されているのです。


味・香りについて感想



 この煙草は、詰まるところセブンスターのハーフクラスなのですが、そのまんま喫味の方もハーフクラスといったところなのです。

 喫味の方は、やはりセブンスターの個性は恐るべしといったように、ハーフクラスとなれどもセブンスターはセブンスターといったキャラくターを確かに感じられるものです。ただし、セブンスターらしいモッサリ感に溢れる甘味もボワボワ感に半減といったところなので、それに対して「キレ」に軍配が上がった喫味といった印象に仕上がっているのです。

 このようなボワボワを抑えて相対的に歯切れが良くなる傾向は、タールバリエーションのセブンスター・4と同じ印象となっていますね。セブンスターらしいモッサリとした甘味に重きを置きたければ、セブンスター・1やセブンスター・10を選択した方が良いかも知れません。

 総じて、タール値による吸い応えの程度といい、もたつかないテイストバランスといい、正しく現代的な「日頃のセブンスター」というポジションに落とし込まれている煙草なのです。それとは逆に、ガッツリとセブンスターを堪能したいプライベートシーンなどの場合には少し物足りなく感じてしまうかも知れませんね。

 一気に上から下まで選択肢が増したこともあり、これからは「TPOに合わせてセブンスターを選ぶ」という楽しみ方も面白いのかもと想像してしまいます。マイルドセブンもといメビウスの誕生意義が一層に分かりづらくなってしまう感も否めませんが、大枠ではキャラクターを共通させつつ細かな差異を感じるセブンスターのタールバリエーションは何気に面白いのです。

 ちなみに、セブンスター・4では明らかに煙量の不足を感じましたが、このセブンスター・7では煙量の不足というものは特に感じられませんでした。ハーフクラスらしく、最も「バランス重視なセブンスター」と言うに相応しいセブンスターなのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar7mg Nicotine0.6mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


▼あわせて他銘柄どうぞ▼
小目録「JT Products」へ戻る
大目録「TOBACCO」へ戻る