Kool Escape Iceland Dive 8 Box を吸ってみた

Kool Escape Iceland Dive 8 Box

Include the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 14本詰め仕様が特徴的なクールのエスケープシリーズに加えられた20本詰め製品。

 「クール・エスケープ・アイスランド・ダイブ・8・ボックス」を吸ってみた。

 フィルターに仕込まれた流行りのフレーバーカプセルにより、異国情緒を思わせる味わいを楽しめると言った特徴を持つクールのエスケープシリーズ。同時に「14本詰め」というパッケージングも特徴的なシリーズなのですが、これら新たに加えられたエスケープシリーズは、まさかの「20本詰め」という極普通なパッケージングで装いを改め発売されたのです。

 ちなみに、今回の新たに加えられたエスケープシリーズは、この「アイスランド・ダイブ」と「L.A.スウォッシュ」の二種類で、こちらは前者となっています。また、この二種類はイメージとなるステージだけではなくタール数値にも差異があり、Tar5mgにてリリースされたL.A.スウォッシュとは異なり、アイスランド・ダイブはTar8mgでのリリースなのです。これには理由があるらしく、フレーバーを楽しむことに重きを置くL.A.・スウォッシュに対して、このアイスランド・ダイブはメンソールシガレットらしく「強い清涼感」に重きを置くという、それぞれのコンセプトの違いにマッチングさせての差異なのだそうな。

 詰まるところ、流行りのフレーバーカプセル搭載のメンソールシガレットはTar5mgがホットであり、強メンソールを特徴とするメンソールシガレットはTar8mgがホットであるという、それぞれの市場に合わせたものとのこと。

 ただね、そもそもがフレーバーカプセル搭載のメンソールシガレットでTar8mgまでラインナップする傾向は事の発端を買って出たJTくらいであり、バイタリティーの都合かは知りませんが外国煙草はTar5mgで打ち止めな傾向ですし、強メンソールを謳うには空気量が増えてボディ感に欠く仕様は相反して好ましくないように思えますから。嘘とは言わないものの、何とでも言い換えられますよね。

Kool Escape Iceland Dive 8 Box Kool Escape Iceland Dive 8 Box

Kool Escape Iceland Dive 8 Box おおまかなパッケージデザインは、先に発売したエスケープシリーズ各種を踏襲したものとなっています。今回は20本詰めというスタンダードな仕様と相まって、特段に何か特別な雰囲気を持ち合わせているでもない、至ってクールらしいデザインのパッケージなのです。メンソールでブラックベースというのも、だいぶ定番化してきましたね。

Kool Escape Iceland Dive 8 Box ちなみに、新たに加わった二種のエスケープシリーズには「遊び要素」が配されているのだとか。このアイスランド・ダイブのパッケージでは製品特性を表現したというパッケージ正面の流氷イメージにて「滑り落ちるペンギン」がデザインされているのです。何を伝えたいのかは今ひとつ不明ですが、まぁ、UFOエンドとか、そんなもんですよね。

Kool Escape Iceland Dive 8 Box Kool Escape Iceland Dive 8 Box

Kool Escape Iceland Dive 8 Box エスケープシリーズらしく中包装紙は専用デザインの銀紙が採用されているのですが、今回は20本詰めなのでシガレットは「いつも通り」に収納されています。何となくですが、フィルターチップは全体的に少し寂しいデザインに思えなくもないですね。なんか、こう、ちょっと中途半端な感じ。

 また、空気穴は小さめのものが間隔を広めに1列で配されていますが、これまた指の下に隠れやすいポジショニングなので喫煙の際は少し注意が必要かな。今どきはカプセルを口元側に配するメーカーも多い中で、見事なまでに真ん中な配置となっている様はBATらしさなのでしょう。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、既に味わったことのあるようなテイストであるために特に目新しさは感じないものの、それら同系統の終着点のような煙草となっているのです。

 カプセルを潰して喫する喫味の方は、同じくクールのミックスシリーズや、他社ではラークのミントスプラッシュなんかと通ずるものとなっています。それは甘味を含んだ清涼感が特徴的なスペアミントの香りに傾倒した味わいですね。いわゆる「歯磨き粉」みたいな味わいなのです。

 ただ、かなりメンソールによる清涼感や刺激感は現代らしく強めとなっていますね。鼻腔も口腔も非常にスースーする様は、正に「アイスランド・ダイブ」と言うに相応しいテイストではないでしょうか。

 また、スペアミントらしい甘味と同時にメンソールらしい苦味も強めに感じられはしますが、どうして嫌な苦味ではありません。むしろ確かな喫煙感の演出に一役を買っているため、中々に好印象だったりします。至極イマドキと言ったように清涼感や刺激感も強めに仕上げられていながら、それに全てがマスキングされることもなく、しっかりとメンソールシガレットらしく味わえるボディの存在感が何ともパワーバランスに優れた印象を覚えさせてくれる煙草なのです。

 しかも、存在感も確かながら過多になりすぎない絶妙な量感に設定されたスペアミントのフレーバー感も良い感じなのです。しっかりとしたボディ感により、メンソールの刺激感やフレーバーカプセルのフレーバーだけで吸い応えを演出している体たらくに落ちぶれていない仕上がりは、それこそ真摯的であり優秀と言えるのではないでしょうか。

 総じて、何故にアイスランド・ダイブの発売と同時にクール・ミックスのTar8mgが廃止となるかは容易く察しがつく内容の煙草となってはいます。しかしながら、この手の「歯磨き粉」なメンソールシガレットの中ではボディ感も豊かであり、強烈な清涼感とともに中々の味わい甲斐がある煙草となっています。スペアミントの甘味も程好く控え目で良きバランスです。

 正直なところ、同時に発売されたL.A.スウォッシュは私的に少し残念に思える煙草ではありましたが、このアイスランド・ダイブは非常に好印象な煙草となっているのです。あまり刺激が強かったりスペアミントの独特な甘味をプッシュしたメンソールシガレットというのは好みではなかったのですが、これがどうして、このアイスランド・ダイブは条件に漏れていないにも関わらず中々に好きな味わいの煙草と言えます。所々は突き抜けていて「特化型」に思わせながらも、妙にドッシリとした構えのようなバランスの良さに、何だか安心感を覚えるのかな。似たような傾向の煙草が既出であるために、あまり目新しさは感じないかも知れませんが、とっても良い煙草ですよ。

 ちなみに、カプセルを潰さないで喫すると、素朴な甘味とともに少し酸味が目立つ何てことのないメンソールシガレットとなります。しかし、L.A.スウォッシュとは異なりTar8mgという仕様が功を奏しているのか、ボディ感に香ばしさを覚える、これはこれで悪くない味わい。スペアミントの香りを排して煙草らしい香ばしさをメンソールシガレットとして楽しみたい時には打って付けであり、中々に切り替え甲斐もあったりなんだり。カプセルを除いたベースの時点で良き煙草であるからこそ、カプセルによる変化も抜群の効果を発揮するのですね。

 とか何とか、一人で勝手に納得していたりするのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


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