エクセレント・エキゾチックマンゴー の喫煙感想
一目でイロモノと判断してしまいそうな南国調パッケージデザインが特徴的な煙草。紙巻「エクセレント・エキゾチックマンゴー」を吸ってみた。
銘柄概要
手巻き用フレーバーシャグで有名な「エクセレント」の、マンゴーフレーバーなシガレットなのです。同ブランドはエクセレント・キールロワイヤルを筆頭に、手巻き愛好家は知らないという方も少ないだろうブランドかと思います。
そんなエクセレントには、マンゴーフレーバーのシャグがラインナップされていることも有名かと思いますが、実はマンゴーフレーバーに限り紙巻きもラインナップされていたりしました。(※2009年10月に発売しましたが、既に廃止銘柄となっています。)
何故にマンゴーだけシガレット化したのかは知りませんが、もしかするとエクセレントの中でもマンゴーが人気だったりするのでしょうか。
ちなみに、この煙草、確か国内流通における製品名は単に「エキゾチックマンゴー」で、ブランドである「エクセレント」は冠していなかったように思います。このページでは、便宜上「エクセレント・エキゾチックマンゴー」としていますが、確か「エキゾチック・マンゴー」という名前で流通していた煙草だったような気がするのです。
手巻き製品との兼ね合いなのかな。
インパクトのあるパッケージデザインとは打って変わり、シガレットデザインはシンプルかつクラシカルな印象のものとなっていますね。空気穴は小さいものが数列で、プレーンフィルターを採用と、至ってオーソドックスなシガレットといった印象なのです。
また、使用されているレシピがシャグと同じものかは分かりませんが、概ね手間のかからないエクセレント・マンゴーという認識で良いのかも知れません。
ちなみに、ドイツ製とのこと。
吸ってみた感想・味・香り
この煙草は、これぞフレーバーシガレットといった印象の煙草となっているのです。
とりあえず、シガレットの香りは強烈に甘い香りです。パッケージを開封せずとも香りは「だだもれ」であり、シガレットやパッケージからは甘い香りが強く感じられます。
ただ、それがマンゴーの香りかというと、そこはフレーバーシガレットらしく「そのもの」とはなっていません。ざっくりと南国果実という印象を覚えさせる甘い香りといったところでしょう。
というか、私的にはマンゴーって、あんまり良い香りという印象はありません。生のマンゴーって、何だか化学ガスっぽい臭いが感じられて、あまり好きなフルーツではなかったりします。
味は美味しいのに、香りが惜しい。そんな印象の果物なのです。
そして、喫味の方ですが、こちらは思いのほか穏やかな味わいといった印象なのです。喫する前の香りの華々しさや強さから想像するよりも、ふんわりトロピカルジュースといった丸めの表現が的確な味わいとなっています。
喫味は穏やかに、強烈に甘い紫煙の香りで補完するようなバランスですかね。
わりと乾き気味ながら、シガレットらしい味わいと言えると思います。
ただし、開封後のフレーバーの減衰は非常に速い印象で、早めに一箱を吸いきってしまった方が良いという切迫感は、南国という穏やかさとは少し乖離しているかも知れません。喫味の変化も、火種が迫るにつれて顕著に辛味や雑味が増していくので、そのころには紫煙の香り以外にマンゴー感は薄れきってしまっているといったところです。
何はともあれ、終始ものすごい甘い香りが楽しめる煙草なのです。その実、味わいの方は軽快な煙草感も楽しめて、香りと味わいが相互補完するバランスの煙草となっています。
プレーンフィルターなのに、意外と喫味はマイルドで吸いやすい仕上がりですし。
思いのほか、チームワーク重視な煙草なのでした。
ちょっと、開封後の喫味の変化の速さは、私のように消費量の少ない者からすると残念な点かも。
Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar10mg Nicotine1.0mg
Don't smoke until you are 20 years old.lol
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