Lark Tropical Ice Menthol 1mg 100's Box を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます



 概要:紙巻「ラーク・トロピカル・アイス・メンソール・1mg・100's・ボックス」の喫煙感想

Lark Tropical Ice Menthol 1mg 100s Box

 流行りのフレーバーカプセルを搭載したメンソールシガレットはTar1mg。紙巻「ラーク・トロピカル・アイス・メンソール・1mg・100's・ボックス」を吸ってみた。


 非常に鮮烈な印象を与えたメビウスのオプションを皮切りに、中々の盛り上がりを見せている「フレーバーカプセル搭載のメンソールシガレット」というカテゴリーは認知も広まってますよね。今度はラークにも「トロピカル」と謳うフレーバーカプセル搭載のメンソールシガレットがラインナップされたのです。これは、そんな煙草のタールバリエーションで、Tar1mgの100'sシガレットとなります。

 余談ですが、既にラークは「アイス・ミント」というチョコミントアイスを思わせる甘い香りが特徴的なカプセル入りメンソールシガレットをラインナップしています。しかしながら、今の流行りの嗜好性とは少し毛色が異なるようにも思えますし、先に発売したフュージョン・ブラストが端から不振な様相を漂わせていることもありラークに注力を移した感じを察するのですが、これは気のせいでしょうか。

 また、この煙草はマールボロのフュージョン・ブラストと同じように、手軽に試せる10本詰めパッケージも同時発売されているとのことです。先のフュージョン・ブラストではTar1mgだけ10本詰めパッケージがラインナップされていませんでしたが、このトロピカル・アイスではTar1mgも10本詰めパッケージがラインナップされていますね。

Lark Tropical Ice Menthol 1mg 100s Box

 マンゴーのようなカラーリングのTar5mgとは打って変わり、このTar1mgはパイナップルを思わせるカラーリングとなっています。Tar5mgと同じくキラキラとした光沢感が何とも言えない愛嬌を感じさせてくれる、とっても良い感じのパッケージに思えますね。中々の輝きっぷりなので、何だか金運も上がりそうです。

 ちなみに、私は勝手にTar5mgはマンゴーフレーバーでTar1mgはパイナップルフレーバーだとばかり思っていましたが、どちらもフレーバーは同じのタールバリエーションだということです。

Lark Tropical Ice Menthol 1mg 100s Box

 フィルターチップのデザインはTar5mgと共通ながら、キングサイズのTar5mgと比べると余白が多いために少し殺風景かも知れませんね。空気穴とカプセルはTar5mgよりも少しだけ口元寄りに配置されていて、空気穴は小さめのものが間隔を狭めに1列と、Tar1mgという仕様にしては少なめな印象。


味・香りについて感想



 この煙草は、タールバリエーションであるTar5mgと比べれば独特のフレーバーもメンソールの苦味や青臭さと拮抗しているために穏やかと感じます。最近のメンソールシガレットにしては刺激や清涼感も極めて控え目に仕上げられているため、中々に心地の良い甘味を感じることが出来るでしょう。

 フレーバーとしてはTar5mgと同じく、フルーツそのものというよりも「フルーツティー」のようなフレーバーです。あまり直接的ではない、どこか間接的なフレーバーの呈し方が印象的な甘さと香りなのです。なるほどトロビカルな、再現度は高いフレーバーですね。

 Tar5mgは控え目ながらメンソールの清涼感も相応であったためか、その「間接的」の間の虚ろな感じが気持ち悪さに繋がっていた印象を受けました。しかしながら、このTar1mgでは良い感じに抑えられた清涼感により「間接的」の隙間が煙草感で埋められているため、味わいに充実感や奥行きが生まれている気がするのです。

 後味も控え目ながら、メンソールシガレットらしい程好い清涼感や苦味とともに、フレーバーシガレットらしい南国のフルーツティーを思わせる風味が心地も良く残ります。そこに銘柄名も納得な仕上がりを感じることが出来る点も、充足感の高さに一役を買っていますね。

 総じて、Tar5mgの方が銘柄の個性は際立っていますが、このTar1mgも個性そこそこにバランスの良い味わいとなっているため、ただのタールバリエーションとして成り下がっていない固有の個性を感じられる様は非常に好印象です。そもそも、かなり好き嫌いの別れやすい喫味が特徴的な銘柄ですし、単に重い軽いで区別するよりもテイストの差で選べる感じは何気に嬉しいのではないでしょうか。私は先に発売したマールボロのフュージョン・ブラストと同じく、どこかフュージョン・ブラストっぽい味わいに思えるラークのトロピカル・アイスも苦手意識を持っていたのですが、このTar1mgは独特なフレーバーも程好い塩梅に落とし込まれているため気持ち悪くなるようなこともありません。

 ちなみに、カプセルを潰さないで吸うとフレーバーによるフォローが無いためか吸い応えも乏しくなり、それと同時に紙臭さの目立つ味わいにもなってしまいます。そのため、カプセルを潰さなくても良いと思えたTar5mgとは異なり、Tar1mgでは基本的にカプセルは潰した方が良さそうです。潰さなくてもフレーバー感は微妙に感じられますが、このTar1mgでは「せっかくなら」という気持ちになってしまうのです。

 何はともあれ、私的に最近はハズレ続きだったフィリップモリスのフレーバーカプセル搭載のメンソールシガレットですが、ようやくアタリが来たと言った感じでです。このトロピカル・アイスなら私は迷わずTar1mgを選ぶのかなと思います。キャラクターは同じタールバリエーションでもテイストに差を感じる煙草なのでした。

 あとは余談ですが、この煙草はカプセルのフレーバーが非常に強いようで、携帯用の吸いがら入れやボトルタイプの吸いがら入れに吸いがらを入れておくと、何とも甘い香りが充満します。ふと、満杯になったボトルタイプの吸いがら入れの吸いがらを捨てようとした時に、まるで吸いがら入れの臭いとは思えない「良い香り」がしたことにはビックリしてしまいました。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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