Philip Morris Super Menthol KS Box (PRO-NEX) を吸ってみた

 概要:紙巻「フィリップモリス・スーパーメンソール・KS・ボックス(PRO-NEX)」の喫煙感想

 全ラインナップが低臭気仕様となったフィリップモリスのスーパーメンソール。紙巻「フィリップモリス・スーパーメンソール・KS・ボックス(PRO-NEX)」を吸ってみた。

 2010年3月から特殊な巻紙を用いた低臭気仕様であるPRO-NEXを搭載してラインナップが刷新されたフィリップモリスで、この煙草はTar5mgのメンソールなのです。

 パッケージ背面には「吸った後も気になるにおいが付きにくい」とビニール個包装にてPRO-NEXのメリットが打ち出されていますね。なぜどうして、という説明が一切ないあたり、妙に不信感を覚えるような気がしないでもないですが。

 恐らく、巻紙に細工という点からしても、JTのディースペックと似たような技術なのかも知れません。

 喫味の方も、明らかにPRO-NEX以前とは違うのです。

 フィリップモリス自体は、元々はバニラフレーバーを採用しているとのことなのですが、以前は特にバニラということもなく香料として使用されているのだな、という程度だったのですが。この仕様変更されたフィリップモリスは、かなりバニラというか、甘い香りが前面に出てきています。

 火を点けずに、咥えるだけでも分かるほどなのです。

 その影響を受けてか、この煙草に限っては持ち前のペパーミントも弱まっています。

 というより、パッケージからペパーミントのロゴが消えているので、もしかしたら、もうペパーミントはプッシュしないのかも知れません。

 バニラでメンソールということで、キャスターのメンソールに近いものも感じますが、以前から引き続きの独特な酸味を持つメンソール感も多少なりあるので、中々に個性派。

 実はPMの低臭気技術は、このフィリップモリス銘柄が先手をとりましたが、ラークやマールボロにも、地域限定で採用されているそうです。

 まぁ、バージニアのロゼやノアールなんかは「LESS SMELL」という文句で、発売当初から「におい少ない」を謳っていますし、JTのように低臭気銘柄をPRO-NEXというカテゴリーで統一するのかどうかも今後の気になるところなのです。

 ともあれ、今回の仕様変更で、最も愛飲者が困る煙草となっているのではないでしょうか。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar5mg Nicotine0.4mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol