Dunhill One を吸ってみた

Dunhill One

Include the following / 抽烟印象・喫煙の感想 / Smoking impressions / Табачные впечатлени

 英国のジェントルを代表するブランドは「ダンヒル」の名を冠した煙草のTar1mg。

 「ダンヒル・ワン」を吸ってみた。

 英国の総合紳士用品ブランドは「ダンヒル」のシガレットで、服飾関係などで有名かと思われるダンヒルですが、実はシガーやパイプの分野でも非常に有名なブランドだったりします。それは自社で煙草専門店を経営していたくらいですから、パイプ党や葉巻党にとっては存在感も非常に大きなブランドなのです。

 まぁ、比べてシガレットは少しマイナーな気もしますが、製造と取り扱いはブリティッシュ・アメリカン・タバコが行っているということで、バリューには不足も無しといったところでしょう。そのブリティッシュ・アメリカン・タバコは、ケントやラッキーストライクなんかを世界中で展開する世界第二位の煙草企業ですしね。

Dunhill One ちなみに、この煙草は2015年の現在では、煙草関連の産業で伸長も著しい隣国は韓国で製造されているらしく、当記事の画像のパッケージデザインに変更された際に、日本で流通させる品の製造を韓国工場へ移管したのだそうな。お陰で、だいぶ「それっぽい」パッケージデザインとなりましたね。垢抜けて近代的になりました。

 似たような流れで「味が変わった」とか囁かれているラークなんかを見るに、もしかすると喫味とかに違いがあるかも知れませんが、残念ながら私は以前のダンヒル・ワンを知りません。

Dunhill One Dunhill One

 パッケージ背面には「1907年より良質な煙草葉のみを選んで使ってるし、そのブレンドをキープするためにリロックを採用したぜ!あっぱれダンヒル!」みたいな英文が記されています。

Dunhill One Dunhill One

 以前のアメリカ製品はラウンドボックス仕様でしたが、現行の韓国製品は八角形ボックスとなっているのです。画像のように、上面と下面の微妙なデザインの違いは意味があるのでしょうか。細かいところだけれど気になる。

Dunhill One Dunhill One

 この韓国製品から採用された「リロック」という機能は、再粘着可能なシールにより開封後も鮮度の維持に一役を買うというもので、例えるならウェットティッシュのパッケージみたいな感じの機能ですね。同社の幾つかの銘柄でも採用されている独自の機能なのです。

Dunhill One フィルターチップのデザインは以前よりもスタイリッシュなものに様変わりし、印刷の具合や巻き部分の白さなど、全体的にシガレットの作りは良くなったように見受けられるのです。さすがは韓国製といったところでしょうか。仕様としては、空気穴は大きめが2列となっていて、チャコールフィルターとなっています。

 余談ですが、この新たなロゴマークが「YouTube」のロゴに見えて仕方がありません。

喫煙の感想・味・香り

 この煙草は、私としては嬉しい煙草ながら、かなりビミョーといったところ。

 まず、シガレットからの香りは香料の存在を感じないくらいの非常に控えめなものとなっていますね。わずかに甘い香りを感じられる程度であり、火を点けずに吸うと「コニシボンド木工用」みたいな風味がするのです。これは萎えない気がしないでもない感じ。

 なんだか、これらの点はパーラメントにそっくり。

 喫味の方は、意外にもTar1mgにしては豊富な煙量ということもあり量感による吸い応えは中々なのですが、味わいが少し淡白に思えてきます。素朴でパンチや華はない「ほっこり系」なので、最近のTar1mgでも吸い応えを求めるようなニーズの中では不利なポジションかも知れませんね。ただでさえ穏やかな味わいなのに、不釣り合いに豊富な煙量と相対してしまうミスマッチなパワーバランスが、より味わいを淡白と感じることに拍車を掛けている気がしないでもないかな。

 しかしながら、質感はダンヒルに恥じない非常に上品なものであり、刺々しさなど皆無なシルキーで優しい口当たりの吸い心地です。、その内容に「どんな味?」と訊かれると、意外と近いところはTASTEKの頃のケントのように思えるような喫味といったところでしょうか。強いて言うなら、ほのかな甘味を感じられなくもないのですが、それと拮抗して酸味が含まれていて、紙臭さや苦味に辛味が全く感じられないにも関わらず、甘味やら香ばしさが相対して浮き立っていることもないという。

 ケントですな、こりゃ。

 TASTEKのケントを主喫していた私としては嬉しい限りなのですが、これはダンヒルというラグジュアリーなブランドを冠する手前ではガッカリに思う方も多いでしょう。

 開封後のシガレットの鮮度を維持することに一役を買うリロックも、そもそもの守るものが無いような感じなので、ただただ煩わしだけな体だけの仕様に思えてしまいます。

 総じて、ジェットフィルター化したケントを受け入れられずにいるケントユーザーの方なんかには、少し価格は上がってしまいますが試してみる価値を見出せるかも知れません。何とも「ほっこり」する味わいの煙草ですよ。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar1mg Nicotine0.1mg
Strictly No Taking. Don’t smoke until you are 20 years old.lol


▼あわせて他銘柄どうぞ▼
小目録「BAT Products」へ戻る
大目録「TOBACCO」へ戻る