Sometime Lights を吸ってみた

喫煙に関する内容を含みます



 概要:紙巻「サムタイム・ライト」の喫煙感想

Sometime Lights

 独特なメンソール感が特徴となっているサムタイムのライトバージョン。紙巻「サムタイム・ライト」を吸ってみた。


 サムタイムは国産メンソールシガレットの黎明期に登場した中々に歴史のあるブランドです。ウィキペディアの編集さんによると国産初のフィルター付きメンソールシガレットである「エムエフ」というメンソールシガレットの後継ブランドであるらしいのですが・・・。

 なんだ、エムエフって。

 歴史を感じさせる点として、最初期は「わかば」などと同様のフィルターロングシガレットでデビューしたそうですね。その後も着々とメンソールシガレットブランドとしてラインナップを増やしていったものの、最後の最後はサムタイム・ライトを残すのみとなります。そして、それも東日本大震災による銘柄削減の対象となったために2011年でブランドの幕は閉じてしまいました。

Sometime Lights

 フォントによるところなのか分かりませんが、パッケージなどの印象も込みで、中々にレトロな浪漫を感じさせてくれるフィルターチップなのです。どことなく漂う古臭い空気が、何とも妙な雰囲気を演出していて良い感じですね。空気穴は小さいものが2列となっていて、メンソールシガレットらしくプレーンフィルター仕様となっています。


味・香りについて感想



 この煙草は、ここ最近の主流でもあるスペアミントに傾倒したメンソールシガレットとは異なり、ペパーミントによる独特のメンソールフレーバーが印象的なメンソールシガレットとなっています。そのメンソールフレーバーにはスースーする清涼感や刺激などは殆ど含まれておらず、独特の苦味と青臭さが「メンソール」というよりも「ミント」と言うに相応しい味わいとなっているのです。

 また、多くのメンソールシガレットとは異なり、酸味のような味わいが強いことも特徴的ですね。この酸が独特の「フレッシュ感」を演出している肝なのだと思います。PRO-NEX仕様になる前のフィリップモリスのメンソールなんかが好きであれば、かなり近い味わいであるためにマッチするのではないでしょうか。

 総じて、独特ながらメンソールのフレーバーが弱めということもあり、メンソールシガレットにしては豊富な煙量で煙草らしい味わいとメンソール感が拮抗しています。メンソールシガレットでも「煙草感」を求めるユーザーには好まれるそうな煙草なのでした。

Nutrition Facts
Serving Size: 1 Cigarette
Tar8mg Nicotine0.7mg
Strictly No Taking. Don't smoke until you are 20 years old.lol


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